ガイダンスの力 侮るなかれ
昼休みになりました
今日は朝から研究室にこもって教科の準備を進めています。
夜の投稿でも書きましたが,職員室はsocializeの場,周囲の人たちをwatchingして,声をかけたり,情報交換をしたり,手が必要なところに気づいてお手伝いをさせてもらったりするようにしています(=仕事をしている姿を見せないようにしたい)。
このことの大切さは,現任校に赴任したとき,隣に座った音楽の先生Tさんが教えてくれたことです。旧ブログでも紹介をしました。
仕事はもっぱら一人になって,研究室で進めるようにしています。
写真では,ノートパソコンの左側に,英検のCan-doリストの冊子が置かれていますね。コンピュータでは,4月のガイダンスで配布するCan-doリストを作成しています。
去年まで学んできた英語が,どのくらい自分のものになっているのか,できていること,できていないことは何か,というような自分の英語学習の現在地点を確認させるためです。
勤務校の特性上,生徒たちのほとんどが塾に通います。高校入試をいかに突破するか,というスタイルの学びと,学校での学びを切り離して考えるドライな面を持ってしまうことが少なくありません。
高校入試対策の学習も,現実的には必要なのだと思いますし,3年生の後半には行いますが,でも,それそのものがゴールではありません。
4技能を総合的に学ぶことの意味や,学んで身についたことが,学校外の現実場面でどれくらい使えることになるのか,をメタ的に考えさせたいと思っています。
過去には気づけなかった,生徒のpotentialを信じて,自分で考え,実行し,改善のためのreflectionを通して次の一歩を見つけることのできる生徒を育てていきたい,
そのために,何を学ぶのか,何のために学ぶのか,どんな学びが効果的なのか,について,彼らと時間を取って共有する作業を,大切に行っていこうと思います。
さあ,お昼を食べよう!