メタ授業力
今日は各クラスの2時間目の授業がありました。
昨日の授業で何を学んだのか,生徒たちが学びをどれだけ内在化できているか,知りたいなあ・・・とまずは思いました。
冒頭,
「昨日何を学んだの?」
と問いかけてみました。
ペアで少し話し合った後で,何名かを指名して,学んだことを言語化してもらいました。
最初のクラスでは,抽象的な発言が続いてしまいました。
どこに原因があったのでしょう。
中学校2年生ですから,自分の考えをはきはきと発表するのが苦手な場合もあります。また,最初に発言した生徒の発言(ムード)が,次以降の発言に影響を及ぼすこともあります。
でも,責任の所在は生徒サイドにのみあるのではなく,実は教師サイドにあるのだ,と自分は考えます。
盛りだくさん過ぎたのか,
話されたこと,読んだことを,具体的なイメージとして取り込めなかった(説明が悪い,一方的に話される等)のか,
省みる必要があると思います。
しかし,2時間目から,発問の仕方を変え,具体的なことが出てくるようにしてみました。すると,多様な観点から意見が出てくるようになりました。
・自分の英語学習の現在地点はどこか
・英語はどうやって身に付いていくのか
次第にこうしたポイントについて,自分なりの言葉で表現する発言が増えていきました。
最初のクラスには申し訳なかったのですが,その後修正ができたところが以前とは変わってきたところなのかな,と思います。
言い換えれば,自分で自分の授業を客観視できる,メタ授業力が身についてきたのかな・・・と感じています。
嬉しいです。
今日のメインポイントは,1年間の英語学習の成果を体感することでした。
先輩の残したDVDから,2年生の最終ゴールを,ファイナルスピーチの様子を見ながら確認しました。
3年生の最後のスピーチも,2年後の姿として視聴しました。
言葉で読んで分かったものを,実際の姿でも確認することができ,具体的なイメージを持ってもらえたと思っています。
明日は辞書指導のガイダンスをします!
楽しみです!