1ヶ月が終わります! 部活,授業,etc,

あっという間に4月が終わりそうです。

 

この2日間は初日は男子,今日は女子の練習試合に参加しました。

大学院派遣でキャンパス生活を送る前は,ずっと男子バスケットボール部の顧問をしていましたが,自分の後を務めてくれた同僚がいるので,今年度は男女の両方をサポートする立場に納まりました。

 

昨日は,正顧問が不在の中で練習試合を1日行いましたが,1年間ブランクがあって生徒を見て,指導が難しいことを改めて感じました。

 

これは,太田先生が初めて訪問する教室で模範授業をした後でおっしゃっていたことですが,子どもたちの様子(これまで何を学んできたのか,どんなキャラクターなのか,など)を知らずに指導をすることがいかに難しいかを自分でも改めて感じた,ということです。

 

授業の場合,4月から授業開きをするような場合は,まだよいですが,今回のようにいきなり練習試合の場面で・・・となると更に難易度が増しますね。

 

特に難しかったのは,5人で組織として守る,ような場合に,約束事として何を共有しているのか(まだ共有できていない,練習していないのか),オフェンスをするときの約束事はあるのか,ないのか,などが見えない中で,刻々と進行する試合の流れを考え,的確なアドバイスをすることでした。

 

もちろん,的確なアドバイスができないことの方が多く,1日が終わると,心身ともに本当に疲れていましたが・・・。

 

今日の女子の練習試合では,顧問やコーチが昨年度からいる中で,調和を考えながら,選択的に,何を伝えるかを考えていました。

 

基本的に,個々の選手のよさを発見して,伝えることや,ポイントをしぼって具体的な修正のアイデアを与えることに徹しました。

 

消極的な選手が,励ましの後にトライをし,シュートを決めて笑顔になっている様子が印象に残りました。試合後,ベンチの前でHigh fiveを自然にしたときに,よかったなあ・・・と感じました。

 

こうした小さい成功体験の積み重ねが,自己肯定感につながり,自信を持ってプレーするplay selectionができる選手の育成につながるんだと実感しました。

 

授業に関して振り返ると・・・

 

自分と子どもたちとの関係づくりを行いました。名前と顔を一致させられるように,指名もみんなをカバーできるように,意識して進めました。

笑いを共有したり,和やかに学び合える雰囲気作りをしてきました。

 

また,1年間進めていく活動のねらいを確認し,ずっと行っていく活動がスムーズに進むように素地を作ってきました。最初は時間がかかった活動も,すっと進むようになりました。

 

後は,自分自身の中でインタラクションのペースをつかむことを意識してきました。

 

どんな話題を使うか

 

どこでインタラクションを膨らませ,さらなる情報を引き出すか,生徒と生徒をつなぐか

 

聞き手の生徒をどうactiveにするか

 

などはその中心です。これはまだまだペースがつかめたとは言えませんが,時間をかけてしっくりいくようにしていきたいです。

 

あと11カ月,先を見据えてバックワードで進みます!

 

生徒のみなさん,一緒にがんばりましょう!