1ヶ月の授業を振り返る 中間評価
休日に英語科の論文執筆
ゴールデンウィーク後半がスタートしました。
facebookでは,たくさんの人がお出かけをしたり,リラックスをしたりして過ごしていますね。いいなあ・・・。
中学校教師の宿命で,部活でいっぱいのゴールデンウィークですね。
今日も練習試合でしたが,生徒個々のがんばりや,breakthroughが見られ,進歩を感じられる時間になりました。
生徒の「よさ」とともに,プレー中に生徒が何を感じているのか,何に不安感を感じているのか,を考えながら声をかけました。
個人個人に声をかけたほうがいいな,と思う場面と,全体で話をした方がいいなと思う場面と・・・
瞬時瞬時の判断をある意味楽しみながら・・・。
若いころ,本当に厳しく,厳しく指導をしていたことを思い出し,当時の生徒たちがのびのび実力を発揮できる環境を整えていたのかを考えると,心苦しくなります。
当時の教え子たちと飲み会を開くと,そんな話が毎回出てきます。
こちらからお詫びを伝えると,
「いやいや,基本,嫌いじゃなかったっすよ。」
「一生懸命なのは伝わってましたよ」
と言ってくれます。それがせめてもの救いですが・・・。
練習試合の後で,学校に立ち寄り,昨日指導主事の先生方から指導をいただいた内容をもとに,教科の論文を書きなおしました。
休日出勤の同僚たちとも話をし,お互いに励まし合い士気を高めることができました。
さてさて,ここまでの1ヶ月,自分の授業を振り返ってみようと思います。
大学院で学んだこと・・・
特に,第二言語習得研究の知見を生かし・・・
・i+1を意識しながら,できるだけたくさんのインプットを与える
何を聞かせるのか,読ませるのか
どう聞かせるのか,読ませるのか
・インプットのプロセスの中身を熟考する
音から意味を想起する
音と文字とを結ぶ
・音読のプロセスの中身を熟考する
のようなことに関しては,一定の成果があったように感じています。今後もぜひぶれずに継続をしていきたいです。
また,習熟には時間がかかる,定着を促進することはできても,短時間で定着をさせることはできない・・・ことも常に念頭に置き,時間差で同じコンテンツを,別の形で繰り返すようなことも取り入れることができました。
一方で,1年間の学習の基盤を整備しようと努力してきた結果,英語授業を科学する,というようなテイストが強くなり,ともすると,少し味気ないコンテンツになっていたかもしれない・・・という反省もあります。
これまでずっと大事にしてきたインタラクションを,どこに,どのように位置づけるか,ここからの課題だと思っています。
まだまだ1ヶ月,ここからも試行錯誤,がんばっていきます!
一緒にがんばってきてくれた生徒のみなさん,本当にありがとう!