教室の現実に合わせて

f:id:takaenglishteacher:20130617155138j:plain ぎらぎら太陽に届きそう!

 

f:id:takaenglishteacher:20130617155308j:plain とうもろこしも元気に!

 

理科室前の農園(?)には,いろいろな植物や野菜が植えられています。

 

ひまわりはぐんぐん大きくなって,あっという間に背丈よりももっと高くなっていました。梅雨なのに雨が少ない毎日でも,負けずにどんどん大きくなっていきます。

 

今日も,30度近く,湿度も非常に高い中でしたが,それでも授業は進んでいきました。

 

6時間目などは,もう酷暑に近い環境でした。

 

暑さで汗だく,そして,疲労に負けそうな生徒たちを目の前にして・・・

 

どんなに興味関心を刺激することができるトピックだとしても,どれほど英語が耳の中へ,そして頭の中へ入っていくのだろう・・・!

 

と思うと,途中で英語の使用をやめて,日本語で語りかけ,励ましている自分がいました。

 

「暑いね! あと10分だよ! がんばろうね!」

 

「さあ,いくぞ! あと1回読んだら終わるよ!」

 

今日のような暑さのもとでは,

laboratory settingで言語がどのように習得されていくのか,

のような問いが発せられるのとはほど遠い環境になりますね。

 

授業前までに起こる様々な出来事の影響・・・

 

・友達ともめたー!

・暑い!!

・おなかが痛い・・・

・親に叱られた!

・部活動の調子が悪い・・・

 

などなど・・・の影響を受け,生徒一人一人の心身の状況が違っている中,

 

そして,

 

授業の中でも,目の前でいろいろなことが起こっていく環境で,もっともっとダイナミックな営みが進んでいきます。

 

教室の現実に合わせて,そして,何よりも,できる限り,生徒や,生徒の学びに寄り添って,一緒に授業を創っていきたいです。

 

公開研が迫り,こちらも気ぜわしくなります。

 

見せる授業だから,と見栄えが気になると,生徒のよさが見えなくなることもあります。

 

公開授業のクラスは,一見すると静かかもしれませんが,自分なりの思考をしっかりと深め,内言として心の中で発言できるような子どもたちがたくさんいるクラスです。

 

先日,ノート回収をしながら生徒が書き上げたものを1つずつ丁寧に読んでいくと,本当にしっかりと書けているなあ・・・ ノート1枚にびっしり,という子が,2年生のこの時期にたくさんいました!

 

彼らのよさを再発見し,感心させられた瞬間でした。

 

すごいぞ!

 

 そんな彼らと,公開研がゴールではなく,3月まで一緒に学び合い,理論と実際,実践の融合ができるように,少しずつがんばりたいです。

 

彼らの学びを深めたい!

 

一緒に成長したい!