夏休み明けの授業づくりに -自主研のMLに投稿したこと
みなさん
こんばんは。
市内の公立学校は,ぼちぼち夏休み明けの学校がスタートしていますね。
他地区はどうですか?
さて,夏休み明け,どう授業をしていきましょうか。
このところの月例会でも話題になっていますが,
12月に(その先の3月に),生徒にどんなことができるようになっていてほしいでしょうか。
「自分の考えや気持ちを,自分で選んだ言葉で表現できること」
(思考力・判断力・表現力を育成することが必要なので)
をゴールにおくのはどうでしょうか。
「書く」ことか,「話す」ことか。
あることをテーマにwritingするのか スピーチのようにspeakingするのか。
最後のゴールとして,そういうことをやるよって,9月の最初に子どもたちにアナウンスしましょうか。
10月,11月と,その活動に向けて必要な準備を,授業を通してちょっとずつ積み重ねていきましょう。
たとえば,授業の最初にペアでのフリートーキングを位置づける,とか。
授業で対話をしたことを毎時間,活動後にwritingさせる,とか。
ここで注意!は,すぐにできるようにさせなきゃ,と先生が背負ってしまうことですね。
短期決戦を求めてしまうと,いつもはまってしまう,解説型・教え込み型,になってしまいそうです。
まずは自分で考えてみること,トライしてみること(練習試合)から初めて,できなかったら,どうしたらできるようになるかを考える機会(反省会)を持って,何を意識すべきかを頭に入れながら,次のトライ(練習試合)をすること,ですね。
自分もそうですが,自主研のメンバーが一番はまっているのが,ここではないでしょうか。
分かってはいるけど,結局解説しちゃうところに戻っちゃうんです・・・って。
生徒がダレたり,目標を意識しなくなったりしたら,
「あれ,12月に何をするんだっけ?」
「そこまでたどり着ける? このままでいい?」
「どんなことを意識したらいいかな?」
と,一緒に考える機会を持ってみましょう。
どうでしょうか。
せっかくずっといっしょにディスカッションしてきているので,それぞれの先生らしさを生かしつつ,大きなベクトルは,一緒の方向へ進みませんか?
がんばりましょう!