よい環境によって生徒は飛躍する

f:id:takaenglishteacher:20131124090213j:plain 合同練習のヒトコマ

 

昨日,地区・県を代表する中学校のバスケットボール部が来校してくれました。

 

現在,選抜チームの練習で主力メンバーが抜けていることもありますが,以前,引退した本校の中3の生徒を指導した機会がある顧問の先生が,その縁で一緒に練習はどうか,と申し出てくれたことがきっかけです。

 

自分のチームだけでなく,こうしてよりよいものをすそ野まで,と考えて行動してくださることに心から感謝しています。

 

主力が抜けているとはいえ,選手層は非常に厚く,練習のレベルも非常に高いので,本当にありがたいです。

 

 

うちの選手たちは,ミニバスケットボールの経験者がほとんどくないものの,気持ちがよく,やる気もあります。

 

技術はまだまだ未熟でも,のびたい,という素直な思いがあります。

 

 

今回,先方の選手を迎える前に,子どもたちに語りかけたのは:

 

自分たちの中に,基準を作る

 

ということでした。

 

 

普段の練習でも,めざすべき方向を示し,選手と共有しながら練習をしていますが,

 

どのくらい速く

 

どのくらい強く

 

どのくらい高く

 

という基準を具体的にイメージするのは難しいのです。

 

 

また,中学生段階では特に,「心」が大切で(どの年齢ステージでもそうだと思いますが),自分の心を失わずに,セルフコントロールができるかどうか,が,自分のプレーを支える大切な要素になります。

 

 

だからこそ,相手がどうあれ,チャレンジできること,消極的にならないこと,も確認しました。

 

 

顧問の圧倒的な存在感,そして,相手選手のスキルの高さ,体の強さに圧倒されるか,と思ったら・・・

 

 

事前によく話をしていたことが奏功したのか,どんどんチャレンジしながらついていく子どもたちの姿がありました。

 

 

普段なら見られないようなプレーも飛び出し,本当に驚かされました。

 

 

ピリッとした雰囲気もあるでしょう。

 

 

刺激を受けたこともあるでしょう。

 

 

彼女たちに負荷をかけすぎてはいけない,と,これまで授業以上にsmall stepsを刻んできたのは,正しかったけれど,それだけが正解ではなかったのかな,と感じました。

 

よい環境で練習をすると(よい相手に恵まれると),選手は飛躍的に伸びるのだ,と思いました。

 

 

勉強になったなあ・・・

 

 

だからと言って,ゴールを目指す道のりに焦りは禁物です。

 

 

じっくり,そしてvisionを持って,彼女たちに関わっていこうと思います。

 

 

どこまでいけるか,トライ!