時間がない から 何を学ぶか
7日にバスケットボールの大会を控えた今週も,4日の授業参観,保護者会,6日の実力テストと,スケジュールが詰まっています。
職員・保護者の了承を得た上で,テスト前の部活動実施特別許可を得たものの,月曜日には生徒会委員会一斉集会もあり,部員がそろって練習をする機会はほとんどありません。
部員の顔にも,
「練習をしたい! なのに,できない。」
「大会が近いのに,どうしよう・・・。」
という焦りのような色が見えてきました。
昨日の放課後は,そんな中でも唯一メンバーが集まれた時間でした。
それでも,放課後の活動時間が5時まで,ということで,45分程度の練習しかできませんでしたが・・・。
まず最初に,みんなから焦りの色を感じていることを率直に伝えました。
気持ちは分かるものの,心が落ち着かない状況でプレーすると,どんなデメリットがあるかを想起させました。
近視眼的に,近づいた大会のことばかりを考えていないか。
ゴールは来夏であって,そこに至るプロセスとして,今何をすべきかを考えよう。
今できることを最大限出すとともに,今回の大会でめざすこと,1ステップとして何をすべきかをはっきりさせよう。
と語りかけました。
少し落ち着いた表情になって始まった練習は,短いながらも,彼女たちに精いっぱい取り組んだものとなりました。
最後に2分間だけしか取れなかったシューティング中,個別の生徒に声をかけました。
よかったところを賞賛し,モチベーションが高まるように・・・
時間がない,ことをどう考えればプラスになるのか。
今,何が学べるのか。
自分にも問いかけるつもりで・・・
ダウンしていた床から起き上がり,明日の保護者会用プレゼンテーションを作成し,参観授業の確認をし終えて・・・
(リンクアンドモチベーション社 2011.5.の調査から引用)