Break Through 部活動の子どもたち

今日は1日,ホームである自分の学校で練習試合でした。

 

各種研究会も気になっていましたが,やっぱり目の前の子どもたちとともに過ごすことを選びました。

 

行きたかったなあ・・・

 

でも,ネットに登場しない一般の先生にとっては,そんな選択は当たり前のことで,わざわざここに綴るほどのことではないのですが・・・

 

もちろん,ここだけは絶対,のときは,部活動や,プライベートの予定と上手にアレンジしながら出かけます。

 

自分が子どもたちとよい関係を築いているかどうか,なんて,自分では分かりません。

 

表面的にそうだと映っていたとしても,一人一人の心の中なんて分かるものではないと思います。

 

そこで「良好!」なんて言いきれてしまうことの方が,危ない,と思ってしまいますが・・・。

 

ただ,子どもたちは,その先生が,どれだけ自分(たち)に寄り添い,本気で関わってくれるか,をよく,よく見ていると思うのです。

 

だからこそ,そこを大事にせず,研修会や研究会に出かけまくっていては,本末転倒だと思います。

 

自分にできないから,ちょっとやきもちを焼いているんだな,と思いつつ,そこが大事にできなかったら,いくら授業技術があったとしても,生徒と共に学び合う授業は成り立たないと信じます。

 

嗚呼,また熱く語ってしまった・・・

 

 

 

 

今日の練習試合は,部員たちにとっては今年最後の実戦の機会でした。

 

自分の1年間の成長と,課題を見出すために1日を使おうと伝えました。

 

 

また,バスケットボールを小さなころからやってきた経験のない生徒がほとんどなので,試合中の小さな出来事に一喜一憂してしまいます。

 

心が乱れると,試合の流れが一気に変わってしまいます。

 

だからこそ,心を整えることが特に大切なのです。

 

今日の対戦相手は,3チームともすべて格上でした。

 

試合には敗れましたが,ここまで2カ月,一緒に積み上げてきたものが形になって現れました。

 

1ピリオド8分のうちで,互角の攻防ができる時間帯がかなり長くなってきたのです。

 

相手のリズムを崩す場面も出てきました。

 

ただ,1つの簡単なミスがほころびとなり,そこから心が乱れ,一気に流れを失ってしまいました。

 

ゲームを終えた子どもたちと試合を振り返ります。

 

やろうと思っていたことができてきた実感と,課題がしっかりと明らかにされていることが表情や言葉から伝わります。

 

最初に確認した,今日のめあて:

 

自分の1年間の成長と,課題を見出す

 

は達成できたかな・・・と感じました。

 

 

たくましくなってきたな・・・

 

 

 

解散前に子どもたちに伝えたことは:

 

 

なんでも便利,保護者の方にほとんどのことをおぜん立てしてもらっている日々を過ごしていることに麻痺していたままではいけないこと

 

一生懸命がんばること,小さなことを大事にすること,面倒なことや汚いこと,そうしたことを1つ1つしっかり取り組むことで,結果として自分が大きく成長できることを感じてほしい・・・

 

真剣に伝えました。

 

 

届いているかな・・・

 

 

負けた中でも,確かな一歩を踏み出した1日・・・

 

Break Through

 


toto CM 「最後の試合」篇 90秒 - YouTube