あれ!? 子どもの様子から!(反省)

ひさびさに通常の授業が再開しました。

 

3学期の授業開き,そして,年度末のゴールであるファイナルスピーチに向けてのガイダンスを行った後で,比較級の導入とコミュニケーション活動,そして,プログラム9に入ってセクション1の内容理解を行いました。

 

久々の50分授業,休み明け,というような環境で,生徒たちはどうも落ち着きがないように映ります。

 

その理由を簡単に片づけてしまいそうになったのですが,その他の理由はないか,と自問自答をしていたところ,自分の授業づくりが浅かったのだ,というところにたどり着きました。

 

生徒の反応が今一つだ,という原因が,彼らの知的好奇心を十分に刺激するのに至らないことにある,と思ったのです。

 

比較級の導入とコミュニケーション活動に関しては,

 

言語材料の負荷が比較的小さい(内容を想起しやすい)状況であるのに,コンテンツの難易度も低いため

 

稚拙に映ったのではないかと思うのです。

 

言語の負荷が大きければ,コンテンツの難易度は低く

 

逆に,

 

言語の負荷が小さければ,コンテンツの難易度は高く

 

なってバランスが取れるのではないかと思います。

 

もちろん,目の前の子どもたちの実態によって,その度合いは決まってくると思いますが・・・

 

 

また,教科書の内容について扱う授業では,

 

扱われている題材の深い部分まで読みこむような扱いができていない

 

と感じました。

 

さらり,と表面をなめているような授業です。

 

 

f:id:takaenglishteacher:20140122215408j:plain 教科書と指導書

 

考えてみれば当たり前なのに,修士論文の執筆などで追われていたこともあり,無意識のうちに,なのでしょうか,深いところまで素材を吟味する,ということにたどりつかなかったようです。

 

 

嗚呼,反省・・・

 

 

明日以降,再度しっかりと準備をして授業に臨みたいです。

 

 

授業はやっぱり難しいなあ・・・