千葉大学の長期研修生と大学院生の3名の方が授業参観に来られました
昨日の25日,千葉大学から,現職の先生2名と,大学院生1名の計3名の方が来校し,授業参観をしていかれました。
2日のちばてっくの際にご挨拶をいただいて,さっそく・・・ということでとんとん拍子に決まったものでした。
やはり,物事や人間関係,つながるときにはサクサクつながるものですね。
2年生の授業、副詞の比較表現を使ったコミュニケーション活動を見ていただきました。
ブログで紹介させてね,ということを事前に伝えて、感想を寄せてもらいました。
1日明けて,さっそく大学院生のMさんからコメントが届きました。 Mさんは,文教大学の阿野先生とのつながりですでに面識があった人です。
ちばてっくのときにも,献身的にお手伝いをしていただいたのでした。
お互いに忌憚なく、率直に、ということで寄せていただいたコメントです。
勉強になりますね! 授業を開くと、実は開いた本人が一番学びがあり、得をするのだと思います。
Mさん、本当にありがとう!!!
千葉大学のMです。
3時間の授業見学、餃子のお店を御紹介してくださり、本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。
早速ですが、授業見学の感想や私が思ったこと、学んだことを、正直にお伝えします。かなり長文になりますので、お詫び申し上げます。
・授業見学する前に、【本時の目標】や【本時の位置づけ(lessonの何限目で、前回の授業ではこういうことを学習したなど)】を教えて頂けるといいなと思いました。実は、これを思った理由が、協議のときに、先生方が、何を目標にして、その活動を取り入れたのかがわからないと、質問が空回りしてしまうと、反省しました。また、授業見学をする側が、本時の目標を知った上で授業を見ることがいかに大事が学びました。しかし、この考えには葛藤があります。T先生のお話を伺ったときに、ありのままの授業、姿でとお聞きしました。逆に、目標などを知ってしまうと、授業の見方が狭まってしまうと思いました。そのため、昨日の授業見学は、とても新鮮でした。
・お尋ねしたいのですが、基礎英語を取り入れた活動で、聞いた音声を、実際に英文を読む機会がありますか?歌で、リンキングの指導をしていると伺いましたが、基礎英語でも、同様に、リンキングなどの指導だけでも行うと、さらに効果的なのではないかなと思いました。歌の中の英語は、音楽に合わせて発音されるので、基礎英語の音楽がない状況で、リンキングを学ぶと、聞く感覚がより明確になるのではないかと思いました。
・私が、生徒の立場だったら、安心してT先生の授業を受けられると思いました。その理由は、please tell meや主活動で、生徒にやらせる前に、必ず先生が、モデルを行うからです。これは、1年生の授業(別の先生)でも同様で、生徒が安心できる授業を目指していることが、すごく伝わりました。
・先生! (先生の立ち居振る舞いを通して、先生が、)生徒の心に届けようという情熱が伝わりました。そのためか、2つの授業で、説明もところどころ変わっていることに気がつきました(飲み物のスライドの話です)。
また、生徒が先生ともっともっと英語でやり取りしてみたい!!という気持ちも伝わりました。CCサイダーなんて、本当にあるかどうかわからないですが(笑)、生徒の言葉に対しての先生の反応に喜んでいる姿や、言葉は発しなくても、先生をよく見ていました。教壇から見て、左側の一番後ろの生徒は、bestの下に書かれていた副詞の意味を、電子辞書で調べていました。(英語に興味深深なんだと思いました。)
恥ずかしそうな生徒は、先生にどうアピール?していいのか、わからなくて、また恥ずかしくて、もどかしい気持ちがあるのだと思います。先生の授業や人柄は、生徒だけではなく、私も含め、人の心の扉を開いていく何かすごいパワーがあると思います!!!
ペアワークを拝見していて、生徒たちは、自分のパートナーと向き合ったとき、第一声を何て言っていいのかわからないのではないかなと、少し思いました。目が合って、どうやって切り出そう・・・と一瞬の迷いがでて、うまくペアワークができないのかななど、いろいろ考えました。
・最後ですが、今回、授業見学を通して、授業見学は、本当に大事であると思いました。私は、教壇にたったことがなく(それが、正直、コンプレックスなんですが)、授業見学ばかりなんですが・・・教壇からは気付けない生徒の行動や発言を、後ろからキャッチでき、またそれを先生にお伝えすることで、先生が元気になり、励みになり、改善へとつながっていくので、これからも、積極的に授業見学していこうと思いました!(私の決意)
思いのままに書いてみました。失礼がありますことを、お詫び申し上げます。
先生と、ぜひ語り合いたいです!
また、今後行われる、彼らの最終スピーチについて、ぜひ教えてください。
T先生のパッションに負けずに、私も頑張ります!
本当にありがとうございました。
Mさん,本当にありがとう。 Mさんのように、教壇に立つ前に、これだけ真摯に学べるあなたはすばらしい!
現役の先生,負けずにがんばりましょう!!