A or B? いや,答えは自分で見つけなければ
インフルエンザ休暇3日目が終わろうとしています。
今日もほとんど隔離された部屋から出ることなく過ごしました。気持ちがふさいでしまうので,本とともに過ごしていますが,ときどき枕元に置いている携帯から「ピロン♪」と聞こえるので,心配してくださっている方からの励ましなどに返信して時間を送っています。
気晴らしになれば,と思い,夕方になったので,少しだけパソコンに向かいます。
今回読んでいる本は,少し前に買ったものですが,忙しくて手がつけられなかったものです。
読んでいて思うのは,自分が勤務する学校(こどもたち,保護者,教員)に関連するものを描いているところは一緒だけれど,その主張しているところは全く違う,ということです。
物事を多角的・多面的に見つめるために,さまざまなソースから情報を得ることは大切ですが,最終的には,自分がそのことのコアをしっかりと見極め,判断をすることが求められるのだと思います。
といっても,その判断は本当に難しく,簡単にできるものではありません。
今現在で出しうる最適解を,しっかりと持っていたい,と思います。
英語教育に関しても,
を読んで同じようなことを感じました。
(こちらは以前に読んだ本ですが)
英語の授業はどうあるべきか,を自分でしっかりと考えたいと思います。
菅原先生の主張は理解できますが,ご自身も言われているように,先生自身の経験や教育的な信条に支えられて論が展開されているような気がします。
ただ,先生が最後に言われているように,英語で行うべきところ,日本語で行うべきところをしっかりと考えて取り組んでいくことが大切だと思いますし,そこには私も賛成です。
文科省(国)が指針を示したとしても,現場にいる私たち一人一人がよく考え,授業の中で具現化していくことが求められるのだと思います。
どんなときに英語を使いますか?
どんなときに日本語を使いますか?
それぞれ,なぜですか?
に,しっかりと答えられるように。
(それも,自分の考えだけが根拠ではなく)
いずれにしても,A or B?
ではなく,自分でしっかり考えて答えを見いだすことが大切だと感じました。