ツナグ②
研究の全体会
久々の更新です。
なつかしい・・・
今年度は研究主任として望む1年になった,ということは2つ前の投稿で綴ったのですが,その後も6月の研究発表会に向けての諸準備が進んでいます。
とにかく意識していることは,「ツナグ」ということ。
当たり前のことかもしれないけれど,若くて突っ走っていたときの自分では意識できなかったことです。
周りを見ていても,自然にそうしたことを意識できているオトナと,そうではないオトナとが,職場に限らずいるように思えます。
自分も不完全だけれど,そうしたことを今まで以上に考えています。
英語教育のことに置き換えても,自分ではすばらしい実践ができていても,周囲との温度差が激しく,同じ学校の同僚とのつながりがうまく持てていない例も少なくないのではないかと思うのです。
自分がやっている実践はいいぞー! とおすすめできたとしても,同僚がやっていることに興味や関心を示さず,プレゼントはしても,相手からの贈り物は受け取らないようなことがあっては,相手のモチベーションが高まるのは難しいと思います。
会議を持つ前にすること・・・
①係4人でミーティングをもち,ディスカッションをしておくこと
●ただ単に集まるのではなく,それぞれの先生のキャラクターや得意分野を考えて,人材を活用すること
●メンバーからのつぶやきや発言に隠されているヒントに気付き,それを有効に生かすこと
●積極的にメンバーに頼ること
●研究に関わることばの意味や定義などについて共通の認識ができあがるまでディスカッションをすること
こうしたことを丹念にしておくと,全体の会議でチーフが孤立することは少なくなると思うのです。
司会や記録をお願いしているメンバーからの援軍が出てきて,それがちぐはぐにならないからです。
②関わりのある職員に相談に行っておくこと
●全体の会議で関わりが生まれる職員に事前に相談に行き,アイデアをもらっておくこと,いただいたヒントを積極的に活用すること
●先輩教員に相談に行き,アイデアをもらうとともに,サポートをいただける体制を整えておくこと
③会議の持ち方の工夫をすること
●毎回シートアレンジを変えて,さまざまなメンバーと気軽に話ができるムードを作ること
●会議のゴールを最初に示し,どこまでがんばったら会議が終わるのか,また,予定終了時刻を明示し,それらを守ること
●参加メンバーの顔色を見ながら,早め早めに休憩の時間を取ること
●一斉の形態だけでなく,周囲のメンバーと気軽に話せる時間を挟むこと
こうした工夫をしています。
何よりも,自分や研究係のメンバーが笑顔で,柔らかく会を進めることで,全体も同じように柔らかになり,よいムードで時間が過ぎていくようになっていると思います。
同じ時間を共有し,温かなムードをともに作ってくれている仲間たちに感謝するとともに,一緒に仕事ができることを誇りに思っています。
みんな,ありがとう!!
心身ともに厳しい毎日でも,みんなと一緒ならがんばれそうです!