ツナグ・ケズル 大切な2つのエッセンス

研究全体の論文と,教科の論文の2本を書いています。

 

書いている,と言っても,みんなと協力しながら協同的に書いているので,自分が偉そうに書いている,なんて言えないのですが。

 

若い頃の自分はそうだったのですが,「書いてるのは俺だ!」なんていう偉そうな思いが少しでもあったり,役割を担っていることに酔ったりしていると,いろいろなことが見えない,視野が狭い状態になるなって思います。

 

じゃあ今,視野が広くなっているのか?と問われると,自信があるわけではもちろんありませんが・・・

 

会議を通して,参加者の多くの方から,様々な視点で意見をもらいます。

 

その意見に真摯に向き合い,接点を見出し,次回の論文改訂に生かしていくことが,とても大事だと思います。

 

当たり前なことを今頃気づいて・・・という自分が恥ずかしくもありますが,意見を取り入れてもらった人が,反映された箇所を見つけることで,充実感を感じたり,参加意欲を高めたりすると思うのです。

 

だって,自分自身もそうですから・・・。

 

 

そして,もう1つ思っていることは,削ることの大切さです。

 

論文作成は,書くことなのですが,同時に削ることでもあるのです。

 

昨年度末に提出した大学院の修士論文のときにも学びましたが,今回,より一層そのことを感じています。

 

修士論文の時には,正直そこまでの余裕がありませんでした。

 

今,同じような作業を,あまり時間をおかずに行っていることで,気付きが促されたのかもしれません。

 

修論は英語で書いていたことも大きかったかも(苦笑)しれませんが・・・

 

今,書いたものを読み返すと,繰り返しが何度もあったり,くどいと感じられる部分があったり,権威付けのために引用している部分を盛り込み過ぎたり・・・と,いろいろなことに気付きます。

 

 

ツナグ

 

そして,

 

ケズル

 

二つのことから,多くを学ばせてもらっています。