嗚呼・教育実習 幹から枝葉へ

f:id:takaenglishteacher:20140909122558j:plain 実習生控え室(9:30pm)

 

今日の授業では,実習生が,授業を形作るコアを理解し,授業の中で体現し始めたな,という実感が得られました。

 

spoon feedingになりすぎないように,適度に好奇心を刺激し,おや?と考えさせたり,辞書で語彙を広げる活動を入れたりするなど,事前にしっかりと練り上げてきたことが分かりました。

 

コミュニケーション活動では,

 

①input

②interaction

③気づく

④押さえる

⑤pair work 1

⑥demonstration - sharing

⑦気づく

⑧pair work 2

⑨demonstration - sharing

⑩output(reporting)

 

の流れが意識され,子どもたちが考えながら英語を使い,対話を継続しようとトライし,気づいたり,改善したりする様子が見られました。

 

指導教官として心がけてきたことは,実習生に,マクロなことを伝え,考えさせ,シェアし,共有すること,そして,授業で実際にtryし,failし,try againさせて,fail it betterさせることでした。

 

よく見聞きするのが,ワークシートに不備がある,話している英語にaが抜けている,など,枝葉になることをいきなり最初から細かく指導する場面です。

 

確かにいけないことですが(正規の教員でもミスを犯しますよね・・・),それよりも,もっと大事なこと,幹があると思うのです。

 

そこをしっかりと指導し,共有しないで,枝葉のところで細かく言うのが先に立っていてよいのかな・・・と思います。

 

私が,指導教官としての資質が高いというのでは決してなく,たまたま自分のところに配属された教育実習生が意欲があり,しなやかであることに助けられているところが大いにあると思いますが,それでも,自分が接している,その方向性が,そんな実習生のいきいきした授業につながっているんだな,と思いたいです。

 

また,そうした指導を行う中で,自分の授業を見返しつつ,自分の授業改善にもつなげていきます。

 

 

それにしても,先週・今週,やはり体がきついですね・・・

 

布団にたどり着かず,フローリングが友達になっています・・・

 

 

体に気をつけないと(もう年ですね・・・笑)!