フィードバック → フィードフォワード へ

先週の共同研究の会議で,夏休みに共同研究係と,研究組織の各部長さんに出かけてもらった研修会の研修報告をしてもらいました。

 

私は今回,敢えて夏休みに研究の出張を入れず,メンバーたちに出かけてもらったのですが,それぞれが報告してもらった内容からたくさんのことを学ばせてもらいました。

 

一番印象に残ったのが,東京学芸大学大学院の児島邦宏先生のことばです。

 

フィードフォワード

 

子どもたちの思考・判断を促し,深い学びをさせていくためには,よく言われるフィードバック(活動が終わってから振り返る,そして気づいたことを次の活動に生かす)だけでなく,これから行うことに対して,何が起こりそうかを予測し,対応ができるようにしておくことも大切だ,ということです。

 

 

ガイダンスをしっかりと行うも大切ですが,その子が自分自身で起こりうることを予測し,行動ができる準備を整えておけるようにしていくこと・・・

 

自立・自律的な学習者を育てることが大切かな,と思います。

 

 

実習生の指導をしながら授業を観察して,授業においても,特に中長期的なスパンで考えたときに,そのことの必要性を感じます。

 

また,今日の部活動指導においても,明日の練習試合の対戦相手を想起しながら,どんなことを心構えとしてもっていて出かけていくのか,を考えさせつつ,その大切さについて実感しました。

 

 

みなさんは,フィードフォワードって聞いたことありますか?