9月が終わるなあ・・・ 今日の気づき 「発音指導」はまずよく聴くことから!
教科書のモデル音声はここから
今日は,教育実習のためスキップしていた物語の単元へ戻って再出発の授業を行いました。
昨年のThe Pillowに引き続き,今回も群読(グループで行う表現音読=新潟のM先生から教えていただいた取り組み)を行いますが,今回の評価の観点は:
「言語や文化についての知識・理解」
としました。
じっくり生徒たちと授業ができるのも,この2学期が最後の機会,高校へ送り出す前に,もう一度発音の基本に返っておきたい,というねがいがありました。
セクション1の新出単語を練習する際,今回は敢えて,じっくりとモデル音声を聴く,という時間を取ってみました。
最初の単語,
faithful
をよく聴いてみると,
f, thでこすれるような音が響いてきます。
faithful
子どもたちには,これまで,発音練習は一生懸命やってきたかもしれないけど,よくモデルになる音を聴く,ということはしてなかったかもしれないね,と話しました。
手の指先を,みんなの歯や唇などにたとえて,手元にあったリモコンを弱くつかんで持ち上げ,これまでのみんなの発音は,弱かったことを伝え,
今度は,指先でリモコンをぎゅっと握り,ポイントになるところで,しっかりと音を出すことをイメージとして示しました。
その上で全ての単語をじっくりと集中して聴き,その後練習を行うと,おやまあ,本当に見違えるように音が出てきました。
私自身も本当にびっくり!!!
発音指導を行う上で,大切なことに改めて気づいた!と思います。
みなさんは発音指導で,モデルをよく聴かせていますか?