見方を変えれば 教科書が違って見える!
日本の文化を紹介した生徒の作品
教科書で現在扱っているのは,日本文化を紹介しよう(茶道),というところです。
以前は,本課以外のこうした細かなページが好きではなくて,面倒だなあ・・・と感じていました。
ただ,今年3年生を担当して,自己表現がある程度できてきた段階にある今,次に目指すべきは:
「描写」
であると意識をしています。
その視点から今回扱っているところを見つめてみると,おやおや,違ったように見えるではありませんか。
そうです。
物事を描写する表現がいっぱい出てきているのです。
まとまったアウトプットは,学期末のプロジェクト型学習で行うわけで,ここでは,そのための橋渡しとして,描写の例にたくさん触れることだ,と思ったら,なおさら役に立つように感じられます。
ほほー!
自分が教科書について不理解だったのだ!
3年間の設計図をしっかりと描いていなかったのだ!
と気づきました。
フィリピン生活を思い返しても,英語を使ってコミュニケーションを図っているときに求められたのは,
「日本のことを教えてほしい」
がとても多かったです。
今日は,生徒にその頃のエピソードも語って聞かせたら,関心をもって聞いてくれました。
みなさん,本課以外のページ,どんなふうに使っていますか?