文教生からのメッセージ②

続いて届いたメッセージも紹介しますね!

 

【Kさんからのメッセージ】

 

 こんばんは!夜分遅くにすみません。

 昨日はお忙しい中本当にありがとうございました。 教育実習以降初めて1日中学校に滞在して授業を見ることができたので、 先生と生徒の何気ない会話とかも聞けて、 どうして先生がこんなに暖かい授業をしているのかが すこし分かったような気がしました。

 

 昨日の授業のDVDを見たので感想を送ります。 Fくんと話しながらみたのでかぶっているところもあるかも知れませんが 私なりに考えたことを送りますね!

 

 二つの授業を観察して感じたことは 先生の暖かさ、丁寧さがクラス全体に伝わっていて 生徒は安心して、先生を信頼して授業を受けているということです。 先生がみんなのことが大好きで、みんなも先生のことが大好きだから 授業に積極的に参加して、英語を楽しい!と感じている生徒が 多いんじゃないかなと思いました。 私結構ガサツで、「丁寧に!」っていうのがあまり得意ではないのですが 「丁寧さ」がいかに重要かがよくわかりました。 これから意識してみたいと思います。

 

 次に、先生の英語の発音にも感動しました。 本当に、留学して発音を磨きたいなと思います。 改めてビデオを見返したら 生徒の"photographer"の発音がとってもきれいで驚きました。 T先生は他の先生の発音を絶賛していましたが T先生の発音もとってもきれいで、憧れます! これだけきれいだったら聞き取りやすいし、 生徒もきれいな発音が身につけられると思いました。 来年1年お金をためて、留学しようかなと本気で考えています...

 

 それから、教科書の導入がすごく自然で、 知的好奇心を高める物になっていて、真似したいと思いました。 特に昨日扱われていたような国際協力とか、戦争とか、 生徒が自分のこととして考えなければいけない重たい話ほど 「もっと知りたい」「私も何か関わりたい」と思わせることが 重要だと思うので、参考になりました。 先生のマニラでの体験や、目の当たりにした貧困の現実などがあったら それを生徒に話したらもっともっと身近なものになるのかもしれないと 思いました。

 

 1つ目のクラスの栃木の紹介のアクティビティは 動物を用いたインプットがたくさんあったので 自然にwhichを使った文を作れるようになっていて インプットの重要性を実感しました。 アウトプット活動は、しもつかれにしぼるのではなく 栃木に広げて、生徒の好きな食べ物やおすすめスポットを 紹介するという活動も、もりあがったかもしれませんね! しもつかれって、そんなに不人気な食べ物なんですね...笑 今度栃木に行ったとき、食べてみますね!笑

長くなってしまいましたが 感想はこんな感じです。

 

 

【私からの返信】

 

Kさん

 

 Fくん同様,さっそくビデオを視聴してくれたんだね。

 ありがとう。

 今日,阿野先生からもメールが来て,みんなが様子を報告してくれたって喜んでくれていました。

 

 私も,若いころからこんな感じじゃなくて,苦労した末なんだよ。

 

 若いころは上から目線だったし,力で指導,みたいなムード出していたしね・・・

 自分が年齢を重ねて,子どもたちともいろいろあって,やっと今,なんだよ・・・

 だからこそ,授業公開をした1年目の講師,Sくんが初年度であんな関係を創っているのがすごいなって思うんだ。

 発音に関しては,自分のことよりも,生徒の発音について褒めてもらったのがすごく嬉しいなあ・・・

 じーん・・・

 指導をしてきた成果が出てきたんだなあ・・・

 ありがとう。

 教科書の指導に関しても,本時のねらいが内容理解なので,どこまで導入を膨らませるかは難しい問題ですよね。

 でも,自分が実体験したことだから伝えられるってことのもつパワーはすごいから,次回以降の参考にしたいです。

 ありがとう。