英語授業研究学会 関東支部 秋季研究大会 授業提供
昼休みのヒトコマ
昨日,三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂で開かれた英授研関東支部の秋季研究大会に出かけてきました。
金曜日の関ブロ事務局からの流れだったので,体は本当にしんどかったのですが,本当に実りある1日を送ることができました。
今回は,中学校の部での授業提供,ということで,こちらでも以前紹介した,夏休み明け1回目の授業のようすを見ていただきました。
タイトルは,
Try it, fail it, try it again, fail it better
- 知識や技能を活用しながら、コミュニケーションの中で文法を学ぶ授業の工夫
ということで,説明的かつドリル重視の従来型のコミュニケーション活動を見直した,
●authenticな状況(生徒にとって身近,かつ自然)を創る
●formも大切だが,meaningやfunctionを前面かつ中心に置く
●モデルを含むインプットをたくさん聞く
●体感的に言語材料に触れ,使う機会をたくさん持つ
●使いながら気づき,学ぶ
といった授業を見ていただきました。
冒頭,ある生徒の1年半の変容を見ていただきました。
たどたどしい日本語まじりで精いっぱいの対話テストの中の彼が,
一歩一歩前進し,言いたいことが言えない状況でも・・・
●ゼスチャーや単語を駆使してなんとか相手に伝えようとしている姿
●対話を継続し,相手を理解しつつ,自分の言いたいことを伝えている姿
●そして何よりも,対話を楽しんでいる姿
を見せるようになっていくさまを見ていただきました。
その上で,普段どんな授業を積み上げているのか,1つの授業を見ていただいたわけです。
授業の善し悪しを判断するのは難しく,視聴してくださった会場のみなさんのコメントをぜひ聞きたい!ところです。
もしメールを通して感想が届けばこちらでも紹介したいと思いますが,分析者の大鐘先生からのするどい視点でのまとめを見させていただきつつ,客観的に自分自身の授業を見つめ直すことができたことが大きいです。
大鐘先生の目,すばらしいです。ありがとうございます!
また,コーディネートをしてくれた司会の中村先生,本当にありがとうございます。
温か且つ,適切な進行で時間配分もうまくいきました。ありがとうございます!
また,直後に握手とともに,授業をたたえてくださった神奈川大学の久保野先生,東京都市大学附属高校の高橋先生からのコメントが感動でした。
「Tさん,授業の腕,あがったなあ!!」
「発音,うまくなったなあ!! 中堅の英語教師のモデルになるよ! よくレベルアップしたねー! 前の授業の時と,使っている英語,変わっているよ!!」
じーん・・・・・・・・・・・・
行くこと自体も本当に迷ってのスタートでしたが,終わってみて,本当によかったな・・・と思います。
お世話になったみなさん,本当にありがとうございました。
水面下で支え続けてくださった太田先生,本当にありがとうございました。
詳しくはまた書くかもしれないなあ・・・
とりあえず,レポートを!!