英授研での授業提供を終えて 振り返り⑤

さらに文教大学の阿野ゼミの学生さんからのレポートは続きます。

 

しかし優秀なゼミだなあ・・・ 指導教官,すばらしいんですね・・・

 

本当に・・・

 

あれだけ忙しいのに,ちゃんと学生さんのことを見ている・・・

 

見習いたいです!

 

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先生、遅れましたが英授研での授業の感想を送りますね!

 

まずは会話テストでの中2から持ち上がった生徒の変容の様子についてです。 2年生のころのあの子は、必死でした! 必死で言葉を出そうとして会話を楽しむという感じではなかったような 印象を受けました。 しかし、1年後、発話量やつなぎ言葉を使う頻度が増え、さらには相手の会話の内容を聞いて笑う=相手の言っていることを理解した上での反応が見れて驚きました! 1年と何ヶ月かの間、先生のインタラクションを大切にする授業を受けての結果だと思いました。

 

質問です! 会話テストでのあの子はこの1年と何ヶ月かで自分で自発的に何か英語の勉強をしたのでしょうか??? 動機づけをするために何か先生が工夫をしたのでしょうか???

 

Call A B の導入・展開について

まずはもう散々議論になっているトピックです。 先生を何と呼ぶか、友達を何と呼ぶか、これをできるのは、 先生のキャラとあの生徒だからだと思いました。

万人受けするトピックではありませんが、これができるのは 先生だけの特別なものだと思いました!

 

ただ、ペアの男女でニックネームのシェアをしていたので、 彼らの中ではへー!そうなんだ!って思う事もあったと思います!!

 

じゃれマガから塾を何と呼ぶかという流れに持っていく発想はみごとだと思いました! いつもさりげなく読んでるじゃれマガも授業で使えないかというアンテナを はりながら読んで行きたいと改めて思いました。

 

いつも先生の授業を見て思うのは、先生は”間”を取るのが上手だなってことです。 どうしても僕は考えさせたい質問を投げかけてもすぐ答えを求めてしまって、 生徒に考えさせる時間を与えられません…

 

インタラクションをするなかで先生の対応の即興力が求められます。 先生はどんな時もすぐ反応できるので、自分ももっと英語の勉強をしなきゃなとおもいました。 いつも、良い授業とは?とか考えてますが、自分の英語力とももっと見つめ合わなければならないとしみじみ思いました。

 

先生たちは各々のphilosophyがあるのでたまにぶつかりあうこともあるかも知れませんが、先生も自分のphilosophyを貫き通してくださいね!!

 

 

 

授業の見方がまた一歩進歩したね。

授業1時間でも,その背景には,

 

違う先生

違う子どもたち

学校が置かれている違う場所

先生の信条や願い

先生の経験

 

などなど,

さまざまな変数があるね。

そうしたことに気づけていることは大きいです。

 

質問の答えだよ

自発的に,といっても,パートナーがいないと家での対話練習はできないよね。

だから,対話に直結する部分ではしていないと思います。

だけど,対話の機会を授業中にずっと設け続けていることや,対話テストの後のビデオ視聴と振り返り,次に向けての意識すべき点の洗い出しを丹念にしていることで,意識は高まっていると思うよ。

やらせっぱなしではない,ところが大切だね。

間,こちらが話す英語については相当意識しています。

ふうたもがんばれ!

あとは,自分が偉ぶらない,しったかぶりしない,が大切だね。

分からないことがあっても仕方がないし,むしろ自然だ,と思っていると,準備していないことが起こっても,なんてことはなくなるよね。

伝わるかな??

 

 

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もう1名の学生さんからも・・・

 

 

非常にためになる授業でした。

T先生の授業は基本に忠実で、まるでお手本でした。そのなかでも真似したいなと思った点が2点あります。

 

1点目は、ペアとの会話です。普通は横のペアと話し合いをして終わりますが、T先生はそこでもう一度、今度は前後の人と話す機会を与えていました。もう少し話す機会を与えたいな、とよく模擬授業を作っているときも悩んでいました。T先生のおかげでヒントが得られました。

 

2点目は、共通のエラーを英語通信でシェアすることです。こうすることによって、生徒の間違いを徐々に減らしていくことができるのではないかと思いました。その場だけでのフィードバックではなく、生徒の手元に残るようにするのは参考になりました。 また機会があれば授業を見させていただきたいです。