教室の現実 悲喜こもごも
開隆堂Sunshine 3のProgram 8の話はこれまでもしてきましたが,単元の出口で,4人グループのミニ・ディスカッションをしました。
Which is the best energy source for you?
という問いに対して,多様なエネルギー源のメリット・デメリットについて考え,最終的に自分で選んだ1つのエネルギーについて,なぜそれがよりよいエネルギー源か,ということを仲間に伝えるというタスクを与えました。
と,ここまでは以前の投稿でも触れたところですね。
今回は,その続き・・・のところを書いていきたいと思います。
4人のグループになって,それぞれに考えたことを英語で伝えていきます。
10のグループがあり,全部を廻りたかったのですが,ずっとついていないとディスカッションの流れが分からないので,定点観測である班に張り付いてみました。
言いたいのに言えないもどかしさと戦いながら,なんとかもがいて英語をひねり出していく様子が見て取れました。
見ていて思わず笑顔になってしまいましたねえ・・・
成長したなあ・・・子どもたち・・・
みなさんにもぜひ見ていただきたい15分間でした。
一方で・・・
目の前に迫る入試の準備で気持ちがいっぱいで,なかなかこうした活動に気持ちが入らない様子や,興味・関心が持てずにいる様子も若干見られました。
置かれている状況がしんどいだけに,頭ごなしに叱りたくはないなあ・・・
でも,1人が参加をしないと活動が成り立たなくなること,そして,今回の活動の持つ意味,を彼らの気持ちに届くような伝えかたで訴えていきたいなあ・・・
そんなふうに思いました。
(実際に授業中に伝えました)
受信する彼らの側で,こちらが発信したメッセージがどう受け止められるかは分かりません。
でも,伝えることが私たちの仕事だ・・・と思いながら,一言,一言にねがいを込めて話しました。
届くまでには時間がかかっても・・・
こんな悲喜こもごもの毎日です。