先生って素敵な仕事だ!

最近,というか,この拙ブログ,子どもたちのこと,褒めていることばかりですね・・・

 

教師である自分が生徒のことを(具体名は決して挙げませんが)けなすことを書くわけがありません。

 

いいことばかりがあるわけでもありません。

 

彼らとの出会いは2年弱前,彼らが2年生に進級したときです。

 

4月に入ってすぐの修学旅行・・・

 

マナーのない行動に,修学旅行先のホテルのロビーで班長たちを一喝!したのを今でも覚えています。

 

その後も,気になることがあれば,正面切って彼らに伝え,彼らに向き合ってきました。

 

本気だったからこそ,彼らに本当のことを言えたのだ・・・と思っています。

 

 

思えばそれまで,特に若い頃は,ここでびしっと言ってしまうと,その後の関係がぎくしゃくしてしまうのではないか・・・と心配してしまうことも少なくありませんでした。

 

でも,大学院に行って現場を離れ,生徒たちの存在を外から思い,彼らと同じ立場に立って学び,彼らの思いを感じたことも大きかったのでしょう。

 

現場に戻ってからは特に,本気になれるようになった気がします。

 

それでもなお,今も迷うことは多々ありますが,以前に比べると,格段に減ったなあ・・・と感じるのです。

 

本気になる,ということは,何も叱ることだけではありません。

 

 

本気になって褒める,一緒になって喜ぶ,本気で支える,本気で一緒に悩む,本気で寄り添う,時には,本気で,敢えて,少しだけ距離を置いて見守る・・・

 

そんなことを日々繰り返してきました。

 

大学院に行く前,自分の授業を見に来る方がたくさんいました。

 

自分がブログ,さまざまなところで盛んに発信している割に,実際の授業が思うようなものではないことを感じて帰った方も,少なくなかったのではないでしょうか。

 

現任校に異動したての頃,生徒たちの振り返りにも,手厳しいことをたくさん書かれていました。

 

今,余計な力が抜けて,彼らと本気で(自然に)関わり合う日々の中で生活をしていると,いつの間にか,参観者の方々からかけられる声が変わってきました。

 

 

あったかい・・・

 

生徒との関係があったかい・・・

 

 

それと同時に,授業が変わっていく実感があり,子どもたちから寄せられるコメントが変わってきたと思うのです。

 

 

何も,自分がいい授業をしているぞ!と自慢しているのではありません。

 

むしろ,だめだめな自分が,子どもたちのおかげで成長させてもらっていることや,そのプロセスを積極的に開くことで,拙ブログを読んでくださる方にとっても,何かのプラスになるのではないか・・・と思っています。

 

 

終業式前日,こんなコメントを寄せてくれる最高の生徒たちを担当することができて,先生って素敵な仕事だな・・・と心から感じています。

 

苦労はどこかに吹き飛んだ-!!!

 

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