池上彰さん の本
池上彰さんの本をしばらくの間読み続けています。
スタートになったのが,新書コーナーで見つけた,この「先生!」でした。
池上さんのファンはたくさんいると思いますので,私が読み始めた1年前は,とっても最近で遅い部類なのですが,彼の本を読んでいると,とにかく分かりやすいのです。
自分が不勉強なこともありますが,本当に嬉しい・・・
(特に,洋書の訳本などの文体と比べると天と地で・・・)
最も共感しているのが,
「聞き手を意識して」
「分かりやすく情報を伝える」
というところです。
研究主任として,公開研究発表会で全体提案を30分行うときに,最も意識したのが,その2点でした。
これも,教育に携わる者としては既知の情報が多かったものの,一般の方々が知らないのは、こんなことなのか・・・ということを確認することができたという点で読んだ意味がありました。
勤務校の研究テーマ,「思考を深める」ということに関しては,
は,現在の教育が抱える問題を本当によく炙り出していました。
この本も,「話す」ことを生業の一部としている自分には大きな示唆を与えるものでした。
意識している,
「ゆっくり」
「ことばを選んで」
「相手のペースに合わせつつ,自分のペースにも乗せる」
話すことはやはりそうか,と思いましたが,「短く」という部分はまだまだこれからだと感じさせられました。
そして今,この本を読み始めました。
冬休み,しっかりと感じ,じっくりと学べる時間にしたいです。
いつか勤務校の講演者としてお招きしたい・・・