3年間の集大成 ファイナルスピーチへの道⑥
発表本番のスケジュールを決定しました。
2月20日(金)・23日(月)の2日間,2時間に渡って行うことにしました。
清書原稿を仕上げ,発表のための練習に入ることができたのはおよそ9割,数名を残して練習に入っています。
その数名への指導は・・・
まさにcase by caseです。
書き上がっていない理由がまちまち,それぞれに抱えているものが違うのです。
A)書こうとするアイデアが膨らんでいない
B)書きたいことがあるけれど,書けない
イ)構想しているイメージが難しすぎて英文にできない
ロ)構想とは関係なく,英語が苦手で英文が書けない
C)放っておいてほしい・・・
(自分のペースで取り組みたい)
そうは言っても,発表日が決まっているので,今後どうすべきか,個別に呼んで相談をしました。
以前の自分なら,進みが遅いことを責めてしまっていたでしょう。
教師としての自分の力量は棚に上げて,権威でものを言い,プッシュをしていたことでしょう。
今は・・・
いくら強権を発動しても,一時的に子どもを動かすことにはなっても,本当の意味で効果はない,と考えるようになりました。
だからこそ,個別に語りかけ,個別の事情に寄り添うようにしています。
自分が真剣に考えていることはちゃんと伝えます。
できうるサポート(休み時間など)もします。
それでも,動かない子どももいるかもしれません。
でも,それは仕方がないのかな・・・と思っています。
特に今回は,ファイナルスピーチで,3年間の集大成だ,ということはよく分かっているはずなので,手をさしのべすぎないようにしています。
ただ,突き放さず,気持ちがいい距離に,見放さず,信じ続けます。
みなさんなら,そんなとき,どうしますか?
さあ,本番まであと10日を切りました!