ALTとの最後の授業

今日は,ALTとのティームティーチングの最終の授業がありました。

 

3年間お世話になったALTとの最後の授業ということで,子どもたちはどんな様子で授業を受けるのだろうなあ・・・と思っていました。

 

ゲームなどで楽しく過ごす,ということもあるかもしれませんが,私の授業では,基本的にjust for funのゲームは扱いません。

 

対話テストを今週に控えているので,できるだけたくさん対話の機会を持たせたい,そして,対話の様子をALTに見てもらい,すぐにフィードバックを与えてほしい,そう考えました。

 

パートナーを替えながら対話をさせ,その後,いくつかのペアに代表として対話を再話させました。

 

ALTには,その再話を聞いて,フィードバックを与えてもらうようにしました。

 

午前中の授業を終えて,午後の授業に入るときに,ふと考えました。

 

リラックスし,自信をもって話させたいために,一度行った対話を再び行わせるようにしていましたが,一度行っている対話を再度行わせるということで,話し手も,聞き手も新鮮さを失ってしまうのではないか,と考えました。

 

そこで,午後の授業では,パートナーを替えながら対話をさせた後で,私がアットランダムに指名した即席ペアで対話をさせることにしました。

 

でたところ勝負の対話になりますが,3年生のこの時期,これまで取り組んできたことを活用できれば問題ない,と確信がもてていたので,思い切ってトライさせました。

 

やはり,何が出てくるか分からない,ということで,ペアの2人も新鮮な対話を楽しんでいました。

 

また,聞き手の惹きこまれ具合も午前中の授業とは違っていました。

 

私もALTも思わず笑顔です。

 

少し前の投稿でも触れましたが,今回の対話テストはフリーで対話をさせます。

 

発表したペアの中には,バレンタインのチョコレートをいくつもらったか,という話題で盛り上がったところもありました(爆)。

 

子どもたちの柔軟性には,毎回感心させられます。

 

 

 

一方で,子どもたち同士の相互の関係性,クラスの現在進行形のムードが,こうした対話活動には大きく影響するのだと改めて感じさせられました。

 

いろいろなことがあると思いますが,卒業を間近に控え,いいムードで過ごしてほしい・・・と願わずにはいられません。

 

担任はありませんが,全クラスの担任のような気持ちです!

 

 

さあ,対話テスト,楽しみです!!

 

 

最後の5分間は,ALTからのメッセージを語ってもらいました。

 

ときに早口で子どもたちが困ってしまうこともあったALTの語りでしたが,3年生の今,頷きながら真剣に耳を傾けている姿を見て,彼らの成長を感じました。

 

終礼も,今日はALTに向けてのみスペシャルで行わせました。

 

号令係がALTに向けて英語で挨拶をしているのを聞いて,なんだかじーんと来ました・・・

 

 

こうして1つ1つ,最後の◎◎,が終わっていきます。