Student First!

「忙」

 

とは、心を亡くすと書きます。

 

教師ではない人から見ると、我々教師の仕事はどのように見えているのでしょうか。

 

心を休める間がない、超・多忙な仕事です。

 

勤務を終えて家路についても、頭の中には生徒のことが駆け巡ります。

 

強制的に終了、としないと、いつまでもいつまでもこの状態は続きます。

 

オフになっているのに、オフにならない・・・

まさに、心を亡くす仕事かもしれません。

 

自分の課題は。オフのときに、完全にオフ、にすることかもしれません。

 

 

一方で、だからといって、いつもオフでいいわけではありません。

 

 

ここしばらくずっと気になっていること・・・

 

勤務校の中で、自分よりも経験年数が長い先輩たちが異動で職場を離れていってしまって思うことです。

 

仲間として働いている同僚たち・・・みんなの中で、Student Firstでありたい・・・

 

いやいや、どの学校でも、同じ教師であるならば、そうです。

 

Student First!

 

私たちは事務を主な仕事としているわけではありません。

 

私たちは、子どもたちに関わることを主な仕事としています。

 

 

まずは子どもたちのそばに・・・

 

ではないでしょうか。

 

それでも、会議があったり、来客があったり、出張があったり、いろいろな状況が生まれます。もし、そばにいることが叶わないなら、

 

気を配る、声をかける・・・

 

ことではないでしょうか。

 

 

子どもたちから「心を亡くす」ことがあってはいけない、と思うのです。

 

 

どれだけ事務ができて、仕事が早くても、

 

どれだけ本を読んで、研究をして、知識が豊富でも、

 

それがなかったら、子どもたちとの信頼関係は築けないのではないでしょうか。

 

 

それがなかったら、授業改善など、とてもできないのではないでしょうか。

 

 

 

 

当たり前の大事なことが、できなくなってはいないか・・・

 

 

そう思わずにはいられないことが、起こっているように感じます。

 

 

問題提起をすべきか・・・

 

常に悩みます。

 

 

人は変えられないからです。

 

 

みなさんの周りは、どうですか?

 

 

心を亡くしていませんか?