信じた道を進め! 自主研究会年度納めを終えて

f:id:takaenglishteacher:20150312212922j:plain 新年度にやってみたいことリスト

 

12日の木曜日,地元の自主研究会の3月,月例会がありました。

 

今年度後期の半年間,文科省・外務省から派遣され,アメリカのデラウェア大学に若手英語教員として派遣されたTちゃんの帰国報告会を兼ねての会でした。

 

半年間ではありますが,本当に質の高い,密度の濃い研修を送ってきたことがプレゼンから見て取れました。

 

Tちゃんは自主研の中心メンバーでもあるので,久しぶりにTちゃんに会いたい,そして話を聞きたい,と思うメンバーで例月以上の盛り上がりになりました。

 

熱い思いがこみ上げて,

メーリングリストにすぐに投稿してしまった・・・

 

 

今回の月例会は,久々に熱かったです。

 

Tちゃんのおかげです。

 

 

Tちゃんがアメリカで,先生ではなく,学生として学び手に戻る体験をして,

 

これまで,(Tちゃんの)授業で,英語を使わせようってすごく意識していたのに,

実は英語を使う機会をあまり与えてこなかったことに,改めて気付いた。

 

と話してくれました。

素直な自己開示でした。

 

 

そうなんです。

 

自分たちが分かっているつもりのことが,実は分かっていないんだ,ということに

気付かないといけないんですね。

 

 

 

 

中学校では新しい指導要領の改訂に向けた動きが本格化しています。

 

新しいことが始まる? 古いのとは何が変わったんだ? 移行のポイントは?

 

って気にしているだけだと,世の中の大きなうねりに教師だけが気付かず,

 

そのうねりに対応できる子どもたちを育てることができないばかりか,

 

逆に,困ってしまい,ただただうねりに呑みこまれる子どもたちにしてしまうことさえあるかもしれません。

 

だって,これまでの学校が,細かな知識まで詰め込んで,散々覚えさせてきたことが,今やスマホを持っていればどこでも引き出せるのですから・・・

 

大切なのは,知識を身に付けることではなくて,それをどう使うか,使いこなして

課題をどう解決していくか,ということなんですよね・・・

 

 

英語で言えば,暗記や定着だけ,ではなく,どれだけ授業で使っているか,使えるようにさせているか,ということが大切になるんだと思います。

  

変わっていないのは,私たち教師だけなのかもしれません・・・

 

  

指導が変えられないことの責任は,生徒にはないですよね・・・

 

分かっているけど,自分の弱点を直視できずに,目をそむけたくなる・・・

 

 

教師だって人間だから,一人じゃ何もできないかもしれない・・・

 

気持ちがあってもすぐには変われない・・・

 

 

 

だからこそ,仲間と弱いところもさらけ出しあって,共に学び,助け合うんだなあ・・・

 

 

Tちゃんの話から,そんなことを考えていました。

 

 

 

いつも以上に,月例会の余韻が残っています。

 

次々と振り返りが送られてきます・・・

 

 

いいなあ・・・

 

 

一時,みんなに気を遣いすぎて,自主研での発言も抑えていたけれど,みんなとシェアしたい,って思うことは,どんどん発信していこうと思います。

 

信じた道を進もう!!