3月28日 ELEC 英語教員研修 春期英語教育研修会 終了!

ELECでの半日の研修会,無事に終わりました。

 

これまでの課題であった,マクロとミクロのバランスをどう取って,受講者のみなさんの納得感を高めるかどうか,が自分にとっての課題でした。

 

担当者のCさんから事後すぐに送られてくるアンケート,これまで,

 

■マクロな部分を強調すると・・・

 

「もっと具体が知りたかった」

 

となり・・・

 

■授業の具体を強調すると・・・

 

「何を目指して授業をしているのか,授業の外側が知りたかった」

 

となってしまうのです。

 

今回は,事前に,3時間を=90分+90分に分割し,90分はさまざまな授業映像や生徒のパフォーマンスを見せることにして,残った90分でコンセプトを話すような時間の使い方をイメージしたのです。

 

その結果,自分でもある程度バランスが取れている実感を抱きながら話をすることができました。

 

そして、受講者の方々とインタラクティヴなやりとりをしながら時間を過ごすことができ,自分なりに充実感を感じながら帰宅しました。

 

帰りの新幹線の中で,さっそく担当Cさんが送ってくれたアンケートの集計結果を見ることになり(Cさん,すごいですね・・・超速です),自分が感じた実感を,受講者の方も共有してくれていたことが分かりました。

 

感動・・・

 

 

また,今回は,自分の研修を受けようと,リピーターの方が3名もいらっしゃったり,拙ブログにコメントをくれる滋賀のSakuさんや,今年度自分の授業を二度にわたって参観してくれた埼玉のNさん,そして,ともに学び続けている長野のKさんなども駆けつけてくれました。

 

本当に嬉しかったです。

 

心から感謝しています!

 

それでは,送られてきたアンケートの内容を紹介します!

 

f:id:takaenglishteacher:20150328134748j:plain

 

*****

 

2015年3月28日(土) 午後13:30-16:20

2014年度ELEC春期英語教育研修会アンケート集計結果

  

満足できた  19名    普通   0名    満足できなかった  0名  

 

<満足>

  • 是非実践していきたいです。インプットを多く、最後の知的好奇心を与えられる自信の高高じにオーストラリアの授業で経験して、感銘しました。ありがとうございました。(私立中高 教員歴5年)
  • 私の授業でもスピーチをやっているのですが、十分に時間を取れていなかったと感じています。先生のようにガイダンス→マッピング→枝分かれ→下書き→ペアでチェック→リハーサル→スピーチまでの流れを帯活動などの横軸も活用して指導していきたいなと思いました。今年は英語の歌と教科書を使ったオリジナル文づくりに力を入れてきたので、今年度は対話テストができるように指導計画を立てていこうと思います。先生方おっしゃったように、あれもこれもやってしまう傾向があるので、活動をシンプルに継続的におこなっていこうとも思いました。(公立中学 2年)
  • 表現活動をゴールとしたときの思考→判断→表現のサイクルも振り返ってみると自分の授業ではまったく意識していないことがわかり、生徒には無理難題を押しつけていたなと反省しました。また、インプットの少なさにも気付かされました。来年度は絶対に授業スタイルを変えていきたいです。少しずつでも。私は全校生徒30人ほどの小規模校で働いており、頼れる英語科教員がいません。(私一人です)先生からいただいたアイディア(特に基礎英語)はやってみたいと思います。先生のように生徒との対話や普段からのコミュニケーションを大切にし、英語を生徒とこころから楽しめる教師に成長したいと思うことができました。有り難うございました。(公立中学 2年)
  • 今日はすばらしい研修会をありがとうございました。昨年、T先生には無理をお願いして授業を2度拝見させていただきました。その後私なりにアレンジしながら、また目の前の生徒のレベルを合った形でやってみましたが、やっていくとまた分からないことが多く出てきました。その疑問点を今回解消することができました。もう3年目で、先輩からもそろそろ自分の形を作る頃だと言われていますが、T先生にお会いしてお話を聞いて形ができはじめました。これからもいろんな生徒と出会っていく中で悩むことが出てくると思いますが、今日学んだことを活かしながら、前に進んでいきます。(来年度もお忙しい中だとは思いますが、よろしければ勉強させて頂きたいです。お願い致します)(公立中学 3年)
  • 授業導入部分の通年での帯指導のイメージが非常に明確になりました。私は洋楽を取り入れたいと思います。本校でも中1、中2は暗唱(or Skit)中3はスピーチコンテストを年度末に実施しているのですが、短髪でなくゴールをイメージした年間(日々)の指導を考えて行きたいと思います。(私立中 15年)
  • 指導で迷いがありましたが、いくらか考え(思い)整理できました。先生の取り組みから大きく刺激を受けました。頑張らねば、学習しなければ。先生の話を生徒の身になって聴いていました。先生の生徒への思いがよく伝わってきました。(公立中学 23年)
  • いろいろと考えることがあった今年1年でした。授業のこと、生徒のこと・・・今日の講義で本当に沢山の元気をもらえた気がします。4月からの授業に役立つお話が聞けました。小さなテクニック的なことも授業を拝見して参考になりましたし、教師にしかできないことという原点をお聞きできて本当に良かったです。(公立中学 ?年)
  • 一番最初に感じたことは、深い生徒理解に裏打ちされた授業実践を行われていたことです。そして生徒と常に対話しながらここまでみんなに力を付けてほしいという明確な目標が、先生の中にしっかりあることです。最初から生徒のことを決めつけるのではなく、しっかりどの生徒も導くように、授業を行っていきたいと思いました。先生と出会えたことが私に取って大きな財産となりました。ありがとうございました。(その他中学 18年)
  • 始めにお話されたように大きな話から具体的な話まであり、大変参考になった。授業ビデオも公開してくださったので、ゴールへの近づき方やその流れがわかりました。特に知りたかったインプットをどうやってアウトプットにもっていくかも知ることができあました。多くの大切なことも学ばせて頂きました。(公立中学 13年)
  • 貴重なビデオを拝見できました。ひとつひとつ議論したいと思いました。授業の入口出口がまたその大切さが伝わりました。2階建てにデザインする,削り、シンプルにすることはわかっていてもなかなかできません。つい教えすぎてしまう自分に、待てない自分に気付きました。ワークシートを丁寧に作っていらっしゃいますが、発問の仕方も深いものがあると思いました。(自由度と誘導/焦点化)のバランスが難しいです。知的好奇心を刺激する授業をし、それについて“ゆさぶり”思考→判断→表現→英語で書く。素晴らしい実践をありがとうございました。(公立高校 24年)
  • 実際に生徒の姿と先生の姿をDVDで見れてとても参考になりました。3月からの内容に沢山取り入れたいと思います。(私立中高 12年)
  • 生徒さんの映像なども沢山見られて、とても勉強になりました。(公立中学 3年)
  • 生徒のパフォーマンステストの3年間のDVDの映像、youtubeの音楽の活用、シンプル案授業づくりが特に印象にのこりました。話術も素晴らしく実践の素晴らしさを更に分かりやすく学べました。授業づくりについて広い視点から考えて、実践されており勉強になりました。素晴らしいご講義でした。(公立その他 27年)
  • 情報量が多く、充実した講義でした。長年のご経験があって、できることもあると思うので、なかなかそのまますぐに同じように生かせないと思うのですが、とても参考になりました。ゴールを明確に持つことはどの教科でも大切なことなのですね。もっと授業を見られたらよかったです。貴重な動画をありがとうございました。(?小学校 4年)
  • ゴールを目指して授業展開する大切さを再認識させられました。日々の取り組みが大切だと分かりました。身近な話題を題材にして取り組みやすいですね。たくさんDVDを見れて参考になりました。ミクロな面(普段の授業の様子)が見れてよかったです。知的好奇心の揺さぶりが大事だとわかった。自分も工夫してみたいです。(公立中学 24年)
  • T先生の講義ではメソッドではなく、大切な事、応用して行くためには、という視点があり、強く意識したいと思いました。Sunshineの特徴を有効に扱っている点がすばらしいですね。あのプログラムとプロジェクト、そして同僚とのゴールの共通化を勤務校で築きたいと思いました。歌は漢方薬・・・明言です。授業2階建て・・・これも明言ですね。多くを学ばせて頂きました。ありがとうございました。(公立中学 15年)
  • 1日を通してもっと長くお話を伺いたかったです。別の機会があれば是非ともまた参加させて頂きたいです。(公立中学 3年)