尊敬するS先生から学ぶ

今日は指導する女子バスケットボール部の練習試合で,自主研究会でも一緒に学んでいるS先生の中学校と対戦しました。

 

今年度に入って2回目ですが,S先生の指導は本当に温かく,生徒たちへの眼差し,そして彼女たちとの関係,本当にいいなあ・・・としみじみかんじてしまうほどです。

 

また,その指導も深く,興味深いのです。

 

「わかる」けど,「できない」という状況にならないように,

 

どうすれば選手が「わかる」し,「できる」にたどり着けるか,言葉を巧みに活用して選手に投げかけるのです。

 

「つらい状況でも走らなければならない」という状況でも,

 

「パスを出した後,2秒でいいからダッシュをすれば,相手をかわすことができる」

 

「2秒ダッシュしたら,その勢いで楽にシュートまでいける」

 

 

実際,選手がコート上でそれを具現化しているのを見て,S先生の指導のすばらしさを今日も実感しました。

(S先生が指導する中学校では,小学校での経験者がほとんどいない)

 

 

S先生は,今月の自主研究会での授業提供もしてくれます。

 

参加者へのコメントを読ませていただきましたが,子ども愛に溢れ,飾らず,気負わずに日々を送っていることがじんわりと伝わってくるものでした。

 

誰のためでもない。すべては子どもたちのために,を自然体で具現化しているS先生・・・

 

そんな背中を追いかけたいです。