Ole! 教育実習生!!

2学期2日目から始まった3週間の教育実習,担当している教科3名の教育実習生が,それぞれの1時間目の授業を終えました(2時間目を終えた学生もいますが)。

 

一生懸命に事前の準備をし,全力で授業に臨んでも,思うように進まず目を潤ませていたり,思いがけずに子どもたちとの一体感を感じて感動していたり・・・

 

悲喜こもごもの毎日です。

 

昨年,ある実習生が,

 

「自分がやりたいことを,まずは思い切りやらせてくれた。まず型にはめずにやらせ,失敗してみて,そこから改善すべきことに気付かせてくれたことが何よりも嬉しかった。」

 

と話してくれたのがとても印象に残っています。

 

もちろん,授業を受ける生徒たちがいるので,そこに迷惑がかかるような勝手は許されませんが,そうでないならば,彼らの願いや思いがにじみ出るような授業をさせてあげたい,と思うのです。

 

他大学の学生さんが,地元に教育実習に帰ったときのエピソードを涙ながらに語ってくれたのも覚えています。

 

本を出しているような有名な先生にお世話になる機会が得られ,事前に感謝の気持ちでいっぱいになりながら実習を迎えると,本に書かれているのとは実態が大きく違い,型にはめられるだけで終わってしまったと言います。

 

その学生さんの所属するゼミは,指導教官の先生が現場のことをよく理解している先生で,在るべき授業の姿を学生たちと共有し,普段から実践的な学びをたくさん行っていました。

 

大学で学んできたことがほとんど使えなかったことにもショックを受けていたようです。

 

「現場は現場なんだよ!」という声も聞こえてきそうですが,彼のゼミに限っては,そこをつなぐような学びをしていた場所なのです・・・

 

 

では,今,自分はするべき役割をしっかり果たせているだろうか・・・

 

自問自答しています。

 

未来の先生のためにできること・・・

 

微力ですが,がんばっていこうと思います。

 

 

板書を記録して,考えます。

 

学習者フレンドリーなものはどれか?

 

学習履歴が残るもの,分かりやすいものはどれか?

 

ディスカッションを通して見いだしていきます。

 

 

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さあ,また明日,がんばろうね!!