スピーチコンテストへの道 2015①

10月19日に行われる,地元の市のスピーチコンテスト(県大会予選)へ向けての動きが本格化してきました。

 

実際には,夏休み前にアナウンスをし,校内予選出場希望の意志のある人たちは夏休み中に自分なりの考えや思いをスピーチの原稿として作成すること,という課題を出しています。

 

9月上旬に選考会を行い,英語科のスタッフ全員で協議し,各学年の代表を選出してから,選ばれた1名と原稿の往復を何度も重ね,合間合間にALTのNative Checkを入れていきます。

 

そして,ようやく昨日,原稿が確定しました。

 

今回,改めて思ったことは,スピーチはその持ち主のものだ,ということでした。

 

当たり前,のことです。

 

代表生徒とやりとりを重ね,ALTや私とのやりとりを重ねていくうちに,言葉が次第次第に洗練されて,時間制限も考えながら,追加したり,削除したり(入れるのを断念したり)する作業をしていきます。

 

スピーチ原稿の行間にも話が及び,ここではどんなことが言いたかったのか,この単語を使った意図は,などとやりとりをしていくうちに,本人の口から,自身の思いや願いがあふれ出てくるのです。

 

改善のための提案を複数提示し,さらに本人が自由に意見を述べることができる余地も残しつつ話をしていくと,自分の思いにできる限り合うものをちゃんと,そして立派に選んでいくのです。

 

彼女にとっては,何度も何度も原稿に向き合うこととなり,時には,完成したかと思った原稿を再度見直すことにもなって苦労をかけてしまいましたが,その分,こだわりのある原稿が完成したのではないか,と思っています。

 

これから練習が本格化していきますが,みんなの前で発表する機会を繰り返しもつことにより,経験が積み重なっていって,人としての成長も見せてくれるのではないか,と期待しています。

 

入賞しても,入賞を逃したとしても,毎年,貴重な経験になっていくスピーチコンテストの機会,代表生徒と一緒に,今年も学んでいこうと思います。

 

 

スピーチ指導の名手,長野のKさんに刺激されつつ,がんばっていきます!!

 

みなさんのところでも,きっと,同じような取組が行われているんですよね・・・

 

 

どんな指導をされていますか?

 

情報交換,したいですね!!