こんな人が働いているなら来てみたい

秋がどんどん深くなって、街路樹や校庭の広葉樹の葉が散り始めています。

 

来月半ばに計画されている職場体験学習のために、担当事業所への事前訪問をしています。

 

忙しい仕事の合間を縫って、本来業務とは別件で時間を取られることになるので、事業所の方々の苦労を思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

短い間ではありますが、職場体験を終えて帰校してくる子どもたちの顔はキラキラしていて、貴重な経験を積んだことがすぐ分かります。

 

そんな大事な時間を提供してくださっていることにも本当に感謝です。

 

 

事前訪問のアポイントを取ろうとそれぞれの事業者の担当者の方々、ほとんどは店長さんなどが多いわけですが、レストランのチェーンなどでは、本当に若い社員の方がその店舗の長を務めていることが少なくありません。

 

ベテランの方が担当をしておられることもありますが、電話の対応が温かで、こちらを大切にしてくださっていることが受話器越しに自然に伝わってくると、そのお店の印象が本当にいいものになります。

 

実際に伺ってお顔を拝見し、ご挨拶をさせていただくと、その人柄がさらに伝わってくるのです。

 

 

ああ、こういう人がいるから、職場のムードも温かく、チームとして仕事ができるようになっていくんだなあ・・・そう思いました。

 

 

昨日、長い職員会議の後で、主任を務めている研究のメンバーに短い時間集まってもらいました。

 

正直、研究のペースが滞り気味です。

 

しかし、以前、学校内におけるOJT(On the Job Training)が自然に機能し、異年齢、在籍年数のバランスが良かった時代、先輩の素晴らしい仕事ぶりを間近に見る機会があった時とは訳が違います。

 

ほとんどのメンバーが在籍1・2年目となった今、それぞれの担当でどんな仕事をしていくか、が、これから先のパワーになっていくか、それとも、半端なものになってしまうのか、を決めていくことになります。

 

叱責することからは、何も生まれない、そう感じて、それぞれのメンバーに思いを伝えました。

 

力を貸して欲しい・・・

 

 

ただ、それだけです。

 

 

こんな人となら仕事をしたい・・・

 

そんな存在にはとてもなれないと思いますが、仲間を信じたい、ただ、そんな気持ちです。

 

 

 

担当事業所のみなさま、本校生をどうぞよろしくお願いいたします。