直感力
何冊かが積ん読になっているのですが、職場体験学習で事前の挨拶訪問で訪れた書店さんで、担当者の方が来られる前に手に取った2冊のうちの1冊です。
まだ50ページほどしか読めていませんが、将棋の名手、羽生さんがどんなことを考えているのか、そして、そこから学ぶものがあったら・・・と思っています。
冒頭から羽生さんが述べているのは、
「直感」が冴え渡るのは、何も考えずに、ただひらめきだけ、では全くだめで、
長年かけて、大事な場面を経験し、その時にどんなことを考え、悩み、決断をしてきたか、ということの蓄積が物を言う、ということでした。
例えて言っているのは、脳の中の神経回路が繋がっている、そのつながりが生み出す回路が、当初は長い経路をたどって信号が伝達されていく、しかし、たくさんの経験を積み重ねていくと、その経路が最適・最短となり、ほぼ自動化されたかのようになる、ということです。
授業で自分がライブで指導をしている時にも、子どもたちの反応を受け、それに対してどんな手立てを講じるのか、その部分と似ているな、と思います。
また、羽生さんが強調しているのが、「休息」「リフレッシュ」などの大切さです。
直感力が働く、そのための集中が研ぎ澄まされるためには、何もしないこと、緊張から解き放たれ、リフレッシュすることが不可欠だ、ということでした。
これも、最近感じていることと本当に重なります。
先ほど、Facebookに、10月末でアカウントを削除することを書き込みました。
決断すべき時に、パッと決断できないのはいけませんね。
現行版のSunshine 2 Program 7では、あのセバン・スズキさんが、
We must change our lifestyle.
と述べています。
環境保全のため、の言葉ではありますが、子どもたちに指導をしている自分が、まず生活の中のTo Doの精選ができないようではダメですね。
少し、ゆったりしようかな、そう思っています。
リアクションを気にせずに綴れる、ブログを当面は続けていこうと思います。