生徒の成長を中長期スパンで捉えられるようになりたい

2年生としての1年間も中間地点を過ぎました。

 

進級当初はまだ1年生としての姿を残していて,授業の冒頭で歌う洋楽も,身振り手振りをしながら大声を出して歌っていた彼らも,最近では,程よいボリュームで力まず音楽を楽しんでる感じに変容してきました。

 

2年生の1年間は,3年生に進級した後,中学校の集大成のための充電期間,また,よく言われるような中だるみの期間でもあるでしょう。

 

授業だけでなく,いろいろな面で悩んだり,もがいたり,やる気を出せなくなったり,そんな時期でもあるでしょう。

 

だからこそ,今,目の前にしている彼らが,たとえ一見,小休止をしてしまっているように見えても,教師が深く考えずにいらいらしたり,一方的に彼らを責めてしまったり,そんなことをしてしまうのはどうだろう・・・

 

そう考えています。

 

大人でも,力が湧かず,やる気が出ないときもあります。

 

一人一人の子どもによって,そのペースも,タイミングも違っているので,全て,個別に対応するのは至難の業ですし,自分がそんなによく彼ら一人一人を見られているとも思っていませんが,気持ちだけは,しっかり対応していきたいなあ・・・

 

そう思っています。

 

なーんて,きれいなことを書いていますが,運動会明けの今週,彼らが燃え尽き症候群のように疲れている姿を見ていて,自分が凹みそうになっているのに気付いて,自分に言い聞かせるために書いています。

 

彼らの知的好奇心を喚起し,そんな中でも学ぼうと思える授業作りを目指して・・・

 

研究授業ではない,当たり前の1時間1時間を大切にしたいと思います。

 

 

Take it easy!