阿野先生,阿野ゼミ生からの振り返り

阿野先生,そして阿野ゼミ生からの振り返りが訪問当日の夜にもう届きました。

 

阿野ゼミ生,そして文教生の学びへの真摯な態度に驚くとともに,嬉しい気持ちでいっぱいです。みんな,本当にありがとう!

 

嬉しい・・・

 

振り返りをお願いしたとはいえ,こんなに早く届くとは・・・

 

せっかくなので届いた分を紹介させてくださいね!

 

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T先生

 

今日は忙しい中、授業を見せて頂いたり自分達の質問に丁寧に答えてくれて、本当にありがとうございました。卒論、そしてこれからの教師生活にとても役立つ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。

 

今日見させて頂いた授業で強く感じたことは、「インタラクションは、生徒自身のことを知りたい!」という気持ちから、自然に生まれてくることだという事です。

 

先程もお話した通り、自分は過去の模擬授業や教育実習中の授業でも、スモールトークや導入をする際、生徒の身近な話題を扱わなきゃと意識するあまり、芸能人の写真を使ったりして、無理に生徒の関心を得る、といったことをしていました。

 

しかし今日の、T先生の授業を見させていただいた時、T先生はそのようなことは一切せず、生徒自身の話、生徒が実際に着ている服などを使いインタラクションなさっていました。「生徒自身ことを知りたい、教えて!」と、先生自身が、生徒そのものに関心を持たなければ、あんなに自然に生徒を引き込めるインタラクションは取れないと感じました。

 

今考えると、実習中などに行っていたインタラクションは、インタラクションもどき のような物なのかなと感じてしまいました。

 

今まで思っていた、インタラクション というものを根本的に見直さなければいけないと強く感じました。

 

自分も教壇にたった時、T先生のように明るくアクティブな授業作りをしていきたいと感じました。

 

本当にありがとうございました。

 

12月にまたお会い出来ること、楽しみにしています。いつか、自分の授業をT先生にも見て頂きたいと思っています。その際は辛口なアドバイスをよろしくお願いします。

 

 

T先生

 

本日はお忙しい中、ありがとうございました。

 

3時間それぞれ違う内容の授業を見ることができ、とても勉強になりました。

 

教科書の内容理解では、導入から単語の意味確認までまさに理想の授業でした。模擬授業では写真を用いて導入をやることがほとんどでしたが、生徒の身近な物から考えさせることは実物があることで生徒も自分の目で見て確認することができ、理解がより深まると思いました。

 

私は教育実習で50分の中でやると決めた内容をすべて進めることが出来ず、テンポが悪く遅いのかと悩みました。先生からのお話の中で、50分で完結しなくていい。単元ごとに決めた時間で全て終わればいい、という言葉で実習中に悩んでいたことがスッキリしました。生徒やクラスの状況に合わせて、臨機応変に対応していくことが大切だと思いました。

 

今日はとても充実した1日を過ごすことができました。

昨日はごちそうさまでした。餃子美味しかったです。

12月23日の大学での授業も楽しみにしています。

 

お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

 

こんばんは。

本日はお忙しいところ、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。

 

T先生のTTの授業では、導入で学校周辺のレストランやプレゼントなど、生徒に身近な話題をALTとのコミュニケーションを通して考えさせているのが印象的でした。TTは、これが強みなのだと思います。ALTがいることで、実際の英語でのコミュニケーションを生徒にみせる機会にもなりますし、会話をすることで、一方的に生徒に投げかける導入にならないことが、ALTのいる授業のメリットなのだと感じました。また、ALTのハセット先生にも貴重な時間を割いてインタビューに答えていただきありがとうございました。ALTとして働くこと、授業に自分がどう関わりたいかなど、なかなか聞くことのできない貴重な意見を聞くことができました。T先生、H先生から伺った意見を参考に、今後の卒論に活かすとともに、来年度から1人の英語教師になる者として、JTEの立場とALTの立場の両方を考えられる教員になりたいと思います。

 

本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

後程、参観できなかった1,2時間目の授業もビデオで拝見させていただきたいと思います。

12月は、文教大学でお待ちしております!

 

 

【阿野先生より】

 

昨日の餃子から、今日の授業見学、そして長時間にわたりゼミ生のご指導までいただき、本当にありがとうございました。ゼミ生たちはT先生の授業とお話を通して、大学での講義の何十時間分にもあたる勉強ができたことと思います。私もとっても素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

 

教師を目指す学生たちに、今日の先生の授業を見学させていただくことができたのは、何よりの宝でした。先生が生徒のための授業づくりの中で様々な(意味のある)仕掛けを考え、生徒が先生の授業に(笑顔を絶やすことなく)引き込まれていき、先生と生徒が心地よい空間の中でやり取りをしている姿、本当に教師って他の職業では味わえない時間を毎日持つことができる素晴らしい仕事だと感じることができたことと思います。

 

私はどうしても生徒の表情を追いたくなり、2時間目には図々しく教室の前に居座ってしまい、大変失礼しました。どの生徒の表情からも、T先生との「授業という共同作業」を楽しみ、学んでいる姿に感激しながら拝見していました。

 

そして、常に学び続けるT先生だからこそできる生徒との信頼関係があること、そしてゼミ生たちにもずっと生徒のために学び続ける先生になってもらいたいなと思っています。卒業後もずっと彼らの教師としての成長を応援したいと私自身も決意を新たにさせられた一日になりました。

 

 

阿野先生・・・・感激的すぎます・・・

 

こんな過分なことばをいただいて・・・(涙)

 

 

これからも真摯に授業改善の道を進みます。

 

学生さんたちとの学び合いも,これからもがんばらせてくださいね!