2学期を振り返って 生徒のコメントから学ぼう①

勤務校の2学期が終わりました。

 

諸々の事情で最後の授業が行われたとき,学校にいられなかったので,振り返り(2学期の授業評価)を通常通り行うことを断念して,次のような項目のみを絞って尋ねることにしました。

 

①対話テストを終えて,1学期から成長したところ,これからの課題は?

 

②スピーチを終えて,できたと思うところ,これから改善すべきところは?

 

③教科担任へのメッセージ(よかったところ,改善すべきところなど)

 

これから何回かに分けて子どもたちのコメントを見つめていきたいと思います。

 

初回となる今回は,③についてです。

 

1学期の子どもたちからの声を受け,2学期には,単元末に文法のまとめを行う際,ポイントを分かりやすくまとめ,類似した文法事項がどう違うのか,子どもたちと謎解きのように学んでいく形でプリントを作り,一緒に考えながら単元のまとめをしました。

 

かなり多くの生徒が,そのプリントと,まとめの授業に対してポジティヴなコメントを書いてくれました。

 

よかったです。

 

さらにアイデアをもらい,単元内の重要語句や表現についても,同様のまとめがあるといい,という声を聞いて,よし,やってみよう,と思いました。

 

元気な授業から,疲れているときに元気をもらった,というような声も多く(がんばりすぎて疲れすぎないでね,の声もありました)寄せられ,授業に臨む自分の姿はこのまま継続したいと思いました。

 

今学期は,プロジェクト学習にも力を入れた結果,1学期に比べると,通常行っているペアでの対話活動,授業の終わりに対話の内容を書き起こす3分ライティングなどが減ってしまったようです。

 

書かれるまでそこまでの自覚がなかったのですが,結構多くの生徒が,減ってしまった,もっとやりたい,と書いていました。

 

バランス感覚を取り戻さないといけませんね。大いに反省です。

 

洋楽,基礎英語については,相当多くの生徒がポジティヴなコメントを寄せてくれています。

 

50分の授業の中に要望を全て入れていくと,コップから水があふれてしまいそうです。

 

秋田に行ってO先生の授業観察,そしてO先生との対話の中から,自分の50分の授業デザイン,パッケージングについて改めて深く考えてみたい,そう思っています。

 

 

子どもたちの声,やっぱり貴重ですね。

 

彼らは冷静に,授業を分析しています。

 

 

みなさんも,生徒の声,聞いていますか?