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文教大学英語教育研究会 第16回研修会

f:id:takaenglishteacher:20151223144227j:plain 受付のポスター

 

教職実践演習に続き,午後には,研究会のセッションを担当させていただきました。

 

今回は,教科書の内容理解の授業を行う上で大切になるポイントについて一緒に考えよう,というテーマで70分,ワークショップ的な流れで進めました。

 

教科書の内容理解の授業をする上で,コミュニケーション活動の授業のときのような,子どもたちの生き生きした姿がなかなか引き出せない,とか,受け身的な姿勢にさせてしまうとか,現場の先生からも,生徒が前のめりになっていきいきと学ぶ姿を引き出すことに苦労しているという声をたびたび聞きます。

その課題を解消するために,どんな工夫ができるのか,を学生さんたちとともに考えていきました。

 

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一番強調したのは,生徒にとってその題材を学ぶ意義を感じられるか,られないかが非常に大切になるということです。

そのため,教科書の題材が,教科書に掲載されているから学ぶ,のではなく(他人事),自分と関連があり,読んでみたいと考えられること(我が事),とすることが大事になります。

そのための導入の工夫について考えました。

 

現行版Sunshine 2 Program 8,Shelter for Pet Animalsを例に,阪神大震災のときに,被災した人たちだけでなく,同時に被災したペットたちを救った獣医さんの話の学び始めにどんなことをするか,をまずは個人で,そして,周囲の学生仲間たちと考えました。

 

その後,実際どんな導入をしたのか,を私の授業のビデオを視聴してもらいました。

 

現場での指導経験,そして,現場に盛んに出向き,指導・助言をされている阿野先生の指導を受けている学生さん,さすがでした。

 

ことばは洗練されていないこともありましたが,発言をもとめた4人の学生がみな,生徒たちのスキーマを活性化させるために,動物やペットにまつわることを話題に,インタラクションをする,というアイデアを出してくれました。いいアイデアは出ないだろう,と想定していたのですが,そこは嬉しい誤算でした。さすが!

 

その後,新出単語の導入をする際,音声を重視する立場から,Listen and repeat.を最初からさせず,音をただ聞く,というステップを加えることを提案し,フィリピン語のフレーズを使って聞くステップがある,ない,で体感がどう変わってくるかを感じてもらいました。

 

音読をする際にも,聞く,ということを大事にすべきことも強調しました。

 

学生さんたちとのやりとりができるだけたくさん行われるように,インタラクティヴな流れにできたのではないか,と思います。

 

終了後,参加してくれた学生さんたちが話しかけに来てくれました。

 

また,阿野先生の同僚の千葉先生も,質問やコメントをしてくださいました。

 

千葉先生,そしてアシスタントのKさんからは,視聴したビデオの中での私の英語についても言及がありました。

 

二人とも,聞きやすい,英語らしいリズムであること,発音がよいこと,を指摘してくれました。

 

これにはびっくり!! 英語の運用についてはあまり自身がなく,ここ数年意識して英語を聞き,英語を使ってきたので,1年前の英授研の発表で久保野先生から英語を褒めていただいたのと同様,本当に感動しました。

 

40歳を過ぎても英語が上手になるんだ・・・・(涙)

 

最後の質疑応答でも,意欲的な学生さんからの質問が出されました。それも嬉しかったです。

 

呼んでいただいたことで,私にとっても本当に貴重な学びの機会となりました。

 

文教大学のみなさん,本当にお世話になりました。

 

また呼んでくださいね!!