子どもたちの声を聴く

子どもたちに2学期末に書いてもらったコメント、目を通したものの、いろいろあってまだコメントを書くまでには至らず・・・

 

でも、読んだだけでも、その大切さに気づかされました。

いくつも参考になったこと、傾聴すべきことがありました。

 

洋楽を歌うことに関しては、授業のねらいとの関連はどうなの?と、英授研などで授業公開をし、大学の先生に指導を受ける際、度々指摘を受ける部分です。

 

確かに、50分の1コマだけで考えると、そう感じられる部分かもしれません。

 

でも、年間を通して続けていると、彼らの英語への関心・意欲を本当に高め、授業に愛着や親しみを感じる大きなパワーになっていることがわかります。

 

高校生になった教え子たちも、未だに洋楽が好きだ、と遊びに来るたびに言ってくれます。

 

また、耳慣れ、口慣れ、という意味でも漢方薬のように効いてきます。

 

 

さて、1学期の終わりのコメントには、もっといろいろな歌に挑戦したい、という声が多数寄せられていたので、今学期は少し曲ごとのスパンを短くしてみました。

 

確かに、いろいろな曲を聴き、歌えたのですが、洋楽を歌う声が小さくなったかな・・・

 

しっかり聴いて味わっているものの、唇が動いていないかな・・・

 

と思うことが増えていました。

 

思春期特有の・・・と思ったり、曲の味わい方は人それぞれ・・・と思ったり・・・

 

 

でも、今回寄せられた声を聞くと、それだけではないことが分かりました。

 

 

「曲を歌えるようになる前に変わってしまう。もう少し長く歌いたい。」

 

 

そんな声があったのです。

 

 

そうだよなあ・・・

 

 

子どもたちの声に寄り添うばかりに、単純な落とし穴にはまってしまっていたようです。

 

浅はかなり・・・

 

 

ちょうど良いバランスを考えつつ、3学期、頑張ってみよう!

 

そう思います。

 

 

今年も、子どもたちの声に精一杯耳を傾けてきました。

 

新年も、そうしたい・・・

 

 

一緒に学ぼうね!