”痛い”指摘にこそ傾聴して向き合おう! 

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三が日の最終日,お昼まではゆったりして過ごし,その後,学年全員の2学期の振り返りにコメントを書き始めました。

 

みんな真剣に書いてくれているので,いつものことではありますが,しっかりコメントを返そうと思っています。

 

相当量書いてあるので,読むだけでも相当な時間がかかります。3時間かかって4分の3が終わりました。

 

気晴らしにブログを書いています(笑)。

 

 

記名式なので,なかなか鋭いことを書くのは気が引ける,ということもあろうかと思いますが,真摯に,ちゃんと鋭いことを書いてくれる生徒の意見こそ,大事にしようと思っています。

 

正直,ううぅ・・・となる意見もあるし,少し曲がった解釈をしている意見もあるとは思いますが,いやいや,そういうものにこそ授業改善のためのヒントがあると思います。

 

3学期に生かしたい,と思うことを挙げてみます。

 

 

●偏った指名をしない

 意図的な指名をしようと,生徒個々の趣向や学習状況を考えて指名をしています。1週間から2週間でクラス全員を指名できるように努力をしているつもりでしたが,そうした声が出てきました。その子にこそもっとスポットライトを当てていこう,そう思いました。まだまだ指名の在り方には工夫が必要です。

 

 

●単元末の文法のまとめに,イディオムのまとめも加える

 単元末,テストの前にまとめの時間を取るようにしています。ワークシートも工夫し,ジュニアの参考書には載っていないコアな部分まで生徒と一緒に考えられるような資料の工夫もしていて,こちらは好評でしたが,語彙に関しても同じように扱ってほしい,という声を聴いて,考えてみれば当然だよな,と眼から鱗,の思いでした。ぜひ取り入れようと思います。

 

 

●授業で扱う活動のバランスを考える

 スピーチなどのプロジェクトに入ると,warm-upで行っていた基礎英語などがお休みになってしまっていましたが,生徒たちからはそれがさびしかった,という声がかなり寄せられました。何かにフォーカスしていても,帯で続けていることがちゃんと続けられるようなマネジメントが大切なのだと再確認できました。

 

 

授業改善の道を進むには,子どもたちの声が本当に大切です。

 

若いころ,彼らの声にあまり耳を傾けずに突っ走っていたなあと思います。今も十分えきているかどうか分かりませんが,学び手とともに授業を創ることをこれからも大切にしていこうと思います。

 

 

みなさんは新年,どんな授業をしていこうと思っていますか?

 

改善ポイントにはどんなことを挙げていますか?

 

よかったら教えてくださいね!