秋田からの便り O先生より

秋田県湯沢市のO先生,先生のもとを訪問してから早くも1ヶ月近くの日々が過ぎてしまいました。

 

ついこの間出かけたばかりなのに,月日の経つのは本当に早いです・・・。

そりゃあ年を取るわけで・・・

 

その際,DVDに焼いた私の授業DVDを1枚渡させていただいて,視聴できたらぜひコメントを,とお願いしていたのでした。

 

冬休み中の貴重な時間を割いて視聴してくださったO先生からのメールが昨夜届きました。O先生,お忙しい中,本当にありがとうございます。

 

嬉しかったです!

 

O先生のコメント,一部を紹介させていただきます。

 

 

(前略)

 

●教科書本文導入

教師のペットの話題→生徒とのペットトーク

→教科書の内容につながるペットの話題

キーワードとなるhealは辞書でチェック

 

これまでの自分であれば、この単元の導入は映像などを使って阪神淡路大震災のことから入りそうです。でも、生徒の立場からしたらペットの話題から入った方が遥かに関心をもてますね。しかも、楽しいトークと教科書の内容とのギャップが強いインパクトを生み出していて効果的です。なるほど!!

 

十分なインプットが深い内容理解につながるのだと思いますが、この部分をもう少しコンパクトにすることで、最後に音読の時間を確保できたのでは?

 

 

●内容理解

(1)リスニング・T or F

教師が単元名を板書した途端、生徒はノートを開く。活動がルーティン化されているので、安心して見通しをもって授業を受けていることが分かります。

リスニングポイントをノートに書かせ、意味の確認で情報の付け足しもしているので

聞き取りもしやすくなりますね。ピクチャーカードなどを使いながら、教師の言葉で再度本文を解説。生徒も巻き込みながらのトーク風。音源を聞いて何となく分かったつもりが、もう一つ踏み込んで、「そうかそういうことか」になりますね。この活動があるかないかで内容理解の度合いが全く変わります。

同じリスニングでもCDだからできること、教師だからできることをきちんと使い分けているんですね。

 

T or Fへの流れもとてもスムーズで、この時点で生徒達はほぼ内容理解ができているようでした。

 

(2)開本してリスニング

本文指さしでのリスニング

→New Wordsを聞き、本文のどこにあるか指さし

 

 

(中略) 

 

 

<全体的なこと>

とてもゆったりとリラックスした雰囲気の中で

質の高い活動が展開されていると感じました。

自然で分かりやすいTeacher Talk、

答えは強要しないけれどインタラクティブにおしゃべり風、という点がそのような雰囲気をつくり出しているのだと思います。

 

 

 

赤字の部分がポイントかな,と思います。

 

特に,50分を1パッケージにする,生徒の学びに区切りがちゃんと付けられる,という意味では,最初の部分で,授業の内容を精選すべき,というコメントが自分の中に染み入ってきました。

 

O先生,ありがとうございます!!!

 

 

年始からの授業に生かします!!

 

 

これからも御指導,どうぞよろしくお願いいたします!!