ファイナルスピーチへ向けて 2ヵ月先を見通して

1月の授業も各クラス5時間程度が過ぎました。

 

冬休みモードから抜け出して,通常の学習態勢が取り戻されつつあります。

 

いつも歌っている洋楽も,秋田のO先生から送っていただいた中学生がのびやかに歌っている姿を見せて,自分たちにもできる,という気持ちになってもらったことで,再度元気な歌声が響きだしました。

 

扱っている曲も,繰り返しの多いゆったりとしたものなので,出だしとして選曲は成功だったかな,と思います。

 


Charlie Puth - One Call Away [Official Video]

 

さて,3学期の初回に視聴した2学期末のスピーチを受け,子どもたちには年間のゴールを意識した取り組みをスタートしてもらおうと考えています。

 

教科書の音読に,これまでのメニューに+2して,

 

●キーワードをもとにしたリプロダクション

 

シャドーイング

 

の2つを加えることにしました。

 

 

まず,キーワードをもとにしたリプロダクションは,神奈川大学の久保野先生が現場におられたときに実践し,各地の研修会でも紹介しているものを活用しています。

 

中2なので,1文1文,コンテントワードを残し,A5版の小さなハンドアウトを作りました。

 

・教師の範読の後に続いての音読

 

・CDの範読の後に続いての音読

 

・個人での練習

 

に続いて,ペアで行いました。

 

一方がハンドアウトをもとにリプロダクションに挑戦し,もう一方が教科書を持ってチェックをします。スムーズに再生ができないときには,最初の音や,その語自体をヒントとして与えます。

 

今回は,少し壁にぶつかるように,十分には練習の機会を与えないように敢えてしました。

 

悔しい!と思う状況を敢えて作り,その後の練習に本気で取り組めるようにしました。

 

最初の挑戦を終えて,もう一度個人の練習の時間を与えました。

 

2回目になると,成功する生徒の数が増えていきます。

 

それを受けて,最後にシャドーイングをしました。

 

 

・キーワードをもとにしてスピーチをする

 

・顔を上げて話す

(→聞き手を意識する)

 

 

ことにつながるようにしています。

 

 

教科書の授業が停滞しないように,いい刺激になるといいなあと思います。

 

 

 ここからこうした取り組みを続けていくことで,2カ月後のスピーチ発表の際にプラスになることを目指して!