「学び」の構造
勤務校の研究に関連して,このところ読み進めている佐伯先生の本,次の本を読了しました。
初版は昭和50年の発刊,自分が生まれたのが昭和47年ですから,40年前の本です。
古さを感じさせない,真理を捉えた本だなあ・・・と思いました。
授業の在り方に直結するような,具体的な教室場面での話はそれほど出てくるわけではありませんが,「学ぶ」,「わかる」ということがどういうことなのか,が様々に書かれています。
こうして,考えれば考えるほど,教室マネジメント,とか,生徒をコントロールする,とか,それって,本質から言うと,違うんじゃないかな?と思うようになりました。
英語の研修でも,そういったキーワードが出てくることが多いように感じますが・・・
ただ,先生として,子どもたちの知的好奇心を刺激し,学んでみたい,と思えるような授業作りをすることは,至難の業だと思います。
真の意味での授業の在り方をこれからも問い続けていきたいと思います。
マクロな見方で,自分がやっていることを俯瞰すること,とても大切だと思います。
さあ,次の本を読もう! 佐伯先生,よろしくお願いします!