不必要に自分を卑下しないこと
昨夜は,宇都宮に前泊された太田洋先生とともに,杯を交わすことができました。
二人でお話をさせていただくのは本当に久しぶりで,先生が貴重な時間を割いてくださったおかげで,本当に有意義な時間を過ごすことができました。
私自身,明日で44歳になります。
今後,自分が何をがんばって,どんな道を進んでいくのか,太田先生の言葉を聞きながら,考える機会になりました。
自分が授業で行っていることが,経験則や教師の勘だけで支えられているのではなく,先行研究に照らしてみて,どんな意味を持っているのか,改めて学び直してみたい・・・
そう強く思いました。
教師として,そして,学び続ける存在として,年齢は関係なく学んでいきたいと思います。
その中心には,もちろん,子どもたちを置くことを忘れずに。
太田先生から何度も言われたこと・・・
それは,「不必要に自分を卑下しないこと」でした。
自分の性格だと思うのですが,同世代,後輩でがんばっているキラキラした人たちを見ると,どうしても自分なんて・・・と勝手に自分を下げて見てしまうことがあります。
そのせいか,話をしていると,「自分なんて・・・」と口に出している自分がいるのです。
「がんばっている,でも,まだこれからの部分がある」
だけで終わり。
「自分なんて全然ダメです」はNG.。
です。
地元で一緒に学んでいる仲間たち,後輩たちが,私が「自分は全然ダメ」と言ってしまったとき,『「Tさんがそうなら,自分はいったい?」と思わせちゃあだめだよ!』,太田先生はそう教えてくださいました。
43歳の最終日に,自分の気持ちを整理する言葉に出会えて,本当によかったです。
謙虚に誠実に真摯に・・・は忘れず,でも,不必要に自分を卑下しないこと,を忘れずに44歳からの毎日を過ごしていきたいです。
太田先生,ありがとうございます!