個々の生徒への支援ができているか
テストに添えられている表紙
テストの採点とともに,返却が始まりました。
採点中には,個別の生徒の理解状況を確認しながら採点をします。
全員に,とまではいかないのですが,気になるときにはテストにもコメントを書いてしまいます。
「おしい!」
「理解力はある!! あとは表現の見直しだね! 語順が鍵!」
などなど・・・
こんなことを言うことがおこがましく,自分がそこまでカバーできる能力があるかどうかは怪しいのですが,個別の生徒の学習状況の理解とサポートができているか,自分の指導を振り返ります。
THE・指導と評価の一体化!
テスト返却の際,また,廊下ですれ違ったとき,などなど,できる限り声をかけ,個別の課題を克服するためのヒントを提示するようにしますが,それ以前に,日頃の自分の指導を省みる機会にもなります。
Slow learnerさんたちにとって,学びのヒントになるような,そんな授業ができているのか・・・
自分の授業の梯子の段の間が広すぎることはないのか・・・
考えると,改善すべき点が少なくないような気がします。
感覚的なことだけではなくて,どこを改善すべきなのか,具体的に見直していきたいな,と思います。
学んだことを活用し,発信力を高めるぞ,というベクトルは変えず,でも,small stepsをきちんと刻んでいるのか,という部分です。
採点に関して,コストパフォーマンスを高めるために,機械化している話も耳にしますが,面倒でも手で採点しているからこそ,個々の生徒の学びの様子が見えるわけで,安易にそうした方向に流されないようにしたいな,そこはアナログだ,と再確認しつつ・・・
残りの半分,がんばって採点をしたいと思います。
がんば,自分!