夢を語って悪いか

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昨日のニュースで,北海道大学を中心とした研究チームが,働きアリの法則についての実証研究の成果を発表した,とありました。

 

2・6・2の法則,とも言われることがあり,組織の中で,人材の分布がどのようになっているのか,を理解するための1つの鍵になっているようです。

 

研究主任となり,担任を外れ,年間を通して全体の動きを把握しながら,それぞれの先生が無理のないように動けているか,関係がぎすぎすになりはしまいか,研究をしていることに充実感が感じられるか・・・

 

などなど,さまざまなことに思いを巡らせる日々が続きました。

 

係の立場から,前任校時代にはあまり触れることが少なかった国の動向を知ったり,さまざまな書籍などから学んだりすることが多くなりました。

 

これまで以上に研究会・研修会に参加することも増えました。ビデオ,ライブでの授業視聴・参観もありました。

 

そんな中で,

 

「こんな授業の在り方はどうかな?」

 

「国はこう言っているけど,criticalに見るとどうかな?」

 

など,マクロな見方で物事を考えることが増えてきました。

 

 

また,自分の学校の中で,または外で,教職員がチームワークを発揮できるような環境作りをするには・・・

 

などと,管理職の先生方の仕事の領域かもしれませんが,気になることも増えました。

 

 

そんな中で昨日,他校の先生と話す機会があり,こうした思いを伝えると・・・

 

 

「ずいぶん大きなことを言うようになったんだねえ。」

 

「うちらだって一生懸命やっているよ。手を抜かないで。特に,児童・生徒指導は大切にしているし。」

 

「ただ,そんな言い方をすると,相手に退かれちゃうんじゃないのかな。気をつけた方がいいよ。」

 

 

批判をされた,と捉えてしまい,半分心外に思ったのか,残り半分はこちらを心配して気をつけるように言ってくれたのか,と感じつつ,「あれ?」自分の感覚っておかしいのかな・・・

 

となんだか凹んだ気持ちになってしまいました。

 

 

うーん・・・

 

 

自分の職場が,各メンバーがつながり,いきいきと仕事ができるムードに包まれたらいいなあ・・・

 

たいへんなことは変わらない,でも,協同で事に当たって,やってよかったなあと思える場所に・・・

 

 

そう思ってがんばってきて,ソフトランディングに努め続けてきたものの,自分の職場でも同じような見方をされてしまっているのかな・・・そんな疑心暗鬼な気持ちにもなってしまいそうでした。

 

 

うーん・・・

 

 

夢を語って,悪いのかなあ・・・