じんわり,ほっこり嬉しかったこと

f:id:takaenglishteacher:20160331191618j:plain 労務主事さんからのご返礼

 

今日で平成27年度が終わります。

 

職場では,離任,退職をされる先生方のための離任式がありました。

 

講師さんたちの離任式はすでに23日に行われ,教職員の送別会もその夜にあったので,そのときから今日までにあった嬉しかったことを振り返ってみます。

 

 

非常勤講師の先生が,私の隣の席にいました。

新卒で学校での勤務経験が初めてだったことや,たくさんの先生と組んでのT2の立場だったため,それぞれの先生との連携を図るのにかなり苦労をしていました。

ある時,忙しいタイミングでT1の先生に声をかけてしまい,きつい言葉をかけられているところを見ました。

その後のお昼の時間に声をかけ,気にしすぎないように,ということや,相手に声をかけるタイミングをアドバイスしました。

その先生から送別会の折,「一年間T先生の隣に座れて,何度も救われました。声をかけてくださったおかげでがんばれました。」という声をかけられました。

じーん・・・

 

 

労務主事さんとは,業務中(草刈りなどの環境整備)にあいさつをしたり,声をかけてしばらくお話をしたり,教諭ではない立場でも,私たちの仲間のお一人,という思いをもってもらえたら・・・と思って交流させていただいてきました。

何かを頼んでも,本当に迅速に対応してくださるところが,本当にありがたかったのです。

英語室の下のスペースに,ハーブの種を蒔いておられ,しばらくすると,そのあたり一面にミントの薫が漂うようになりました。疲れている時にそこを通りかかるたび,葉をさわってはにおいを楽しんで,癒されていました。

教育実習期間中のある日,実習生が疲れていたので,その場所を教えて,労務主事さんが育ててくれたことなどを話していたのですが,私の気付かないところでそっとその光景を見ていたそうです。

今日,餞別のお返しを,と私の大好きなコーヒーの豆をプレゼントしてくださったときに,そのエピソードが本当に嬉しかった,先生には本当に温かくしてもらった,と伝えてくれました。

じーん・・・

 

 

若い頃,本当にとがっていて,周囲とけんかばかりしていた自分ですが,ようやく周囲と温かく関われるようになってきたような気がします。

 

特に,講師の先生や労務主事さんに,そうした思いが伝わっていたのだなあということが,本当に本当に嬉しかったです。