4人の小グループでの対話活動スタート
これまで2人のペアでの対話をベースに即興での対話活動をしてきました。
あるテーマを与え,そこに新出言語材料がうまく乗って,できるだけ自然で身近なトピック・状況のもと,二人で即興の対話をさせるのです。
その様子はこれまでにもここで紹介してきましたね。
3年生になった今,そこから一歩先へ進んで,4人の小グループでの対話活動へと進みます。
まずは新出言語材料を含んだ対話をペアでさせ,新出言語材料に慣れ,習熟させます。
その後,その発展型として4人へと移行します。
今日話したのは:
A : What __________ is popular?
B : I think __________ is popular.
Have you __________ _____ yet?
A : Yes, I have. I've already watched it.
(No, I haven't. I haven't __________ _____ yet.)
B : +α
というフレームをもとに,それをアレンジしたり,発展させていく即興での対話です。
パートナーを変えながら2回対話をペアで行い,その後,4人での活動に移行しました。
1から4は生徒を表します。1→2→3→4へと順番はローテーションしていきます。まずは1番の生徒が自分の考えを表明できるよう,次の順番である2番の生徒が1番の生徒に質問を投げかけます。そして,1番が自分の考え・気持ちをコメントします(Comment)。
2 : What ( comic ) is popular, 1?
1 : Well, I think One Piece is popular.
2,3,4の生徒が少なくとも1つ質問をします。
2 : Have you read it yet?
3 : When do you read it?
4 : Do you have any favorite characters?
のようになります。
1番の生徒は,各質問に答えながら,4人でやりとりを膨らませていきます。
生徒の笑顔がたくさん出ている様子が見え,授業後の休み時間に生徒に様子を尋ねると,ペアよりも楽しい,たくさんの発見がある,困ったときに周囲が助けてくれる・・・などの声が聞こえてきました。
単純なことですが,まずは流れとして順番のルールなどを与え,徐々に自由に,という進め方をしていきたいと思います。
対話を楽しむ子どもたち,育ってきているなあ・・・