自分のパフォーマンスを客観視させる工夫

学期末に行うプロジェクトとして,スピーチを行います。

 

7月頭に発表を,と子どもたちにも早々にアナウンスをしてあります。毎時間の最初に5分間ずつとって練習を積み重ねています。

 

第1ステージ 4回

 1~3回目 個人練習

 4回目   ペアでの相互評価

 めあて:英語らしい発音ができているかどうか

 

第2ステージ 4回

 5~7回目 個人練習

 8回目   グループでの相互評価

       タブレットで撮影をし,自分のパフォーマンスを見る

 めあて:聞き手を意識した発表ができるか(間,声のトーン,表情など)

 

第3ステージ 4回

 9~11回目 個人練習

 12回目  リハーサル(ペアでの相互評価)

 

ということで,今日は赤字の部分,第8回目を実施しました。

 

f:id:takaenglishteacher:20160615180943j:plain(個人情報保護のための加工済)

 

こうして自分のパフォーマンスを可視化させる取り組みを行うことって,意外にできてなかったのではないでしょうか。

 

タブレットがなくても,2つのペアを合体して4人グループとし,お互いのペアの対話の様子を観察し合う,そしてその後,気づいたことを共有し合う,ということだけでもかなり有効だと思います。

 

生徒が思考を深めるためには,ちょっと立ち止まって,こうして自分のパフォーマンスを見つめてみる,ということも必要なのではないでしょうか。

 

先生がことばで指示をしたり,教え込んだりするよりも,何倍も有効だと思います。

 

 

法則化されたような授業から離れて,生徒の気付きを引き出すような,そんな授業が展開できるといいなあ・・・

 

このベクトル・・・どう教えるか,という指導技術を細かに身に付けるだけとも,違いますよね。

 

 

そう思いませんかー?