自分のパフォーマンスを客観視させる工夫
学期末に行うプロジェクトとして,スピーチを行います。
7月頭に発表を,と子どもたちにも早々にアナウンスをしてあります。毎時間の最初に5分間ずつとって練習を積み重ねています。
第1ステージ 4回
1~3回目 個人練習
4回目 ペアでの相互評価
めあて:英語らしい発音ができているかどうか
第2ステージ 4回
5~7回目 個人練習
8回目 グループでの相互評価
タブレットで撮影をし,自分のパフォーマンスを見る
めあて:聞き手を意識した発表ができるか(間,声のトーン,表情など)
第3ステージ 4回
9~11回目 個人練習
12回目 リハーサル(ペアでの相互評価)
ということで,今日は赤字の部分,第8回目を実施しました。
(個人情報保護のための加工済)
こうして自分のパフォーマンスを可視化させる取り組みを行うことって,意外にできてなかったのではないでしょうか。
タブレットがなくても,2つのペアを合体して4人グループとし,お互いのペアの対話の様子を観察し合う,そしてその後,気づいたことを共有し合う,ということだけでもかなり有効だと思います。
生徒が思考を深めるためには,ちょっと立ち止まって,こうして自分のパフォーマンスを見つめてみる,ということも必要なのではないでしょうか。
先生がことばで指示をしたり,教え込んだりするよりも,何倍も有効だと思います。
法則化されたような授業から離れて,生徒の気付きを引き出すような,そんな授業が展開できるといいなあ・・・
このベクトル・・・どう教えるか,という指導技術を細かに身に付けるだけとも,違いますよね。
そう思いませんかー?