どの子も熱中する授業なんて・・・
ハーバード白熱教室・・・
どの子も熱中する授業!?
キャッチ―で魅力的なフレーズですよね。
書店にはたくさんの本が並び,背表紙には「生徒をマネジメント・・・」「アクティヴ・ラーニング・・」,それを読めば思わず,「あ,自分にもできる!」と思ってしまいそうなタイトルが並んでいます。
でも・・・
本当にそうかなあ・・・
そんなに全員を夢中にさせるなんて,できるのかなあ・・・
40人,35人,それぞれに違う個性をもち,興味・関心のチャンネルも違う子どもたちが一斉に?
うーん・・・
学校では後期がスタートし,教科係も新しい顔ぶれになりました。
あいさつにやってくる子たちに,「お! 係になってくれたんだね。嬉しいな!」と声をかけ,なぜ係になったのかを聞くと・・・
「英語が好きだから」
「T先生が・・・」
という好意的な声がある一方で,
「他にやる人がいなかったから」
「楽そうだから」
と,そっけない声も聞かれます。
中学生だから面と向かって好意的なことを言うのはできない,という場合もあると思いますが,こうした一コマ一コマからも,生徒一人一人が違うのだ,という当たり前のことに気づかされます。
管理主義的な発想で,生徒をマネジメントする・・・
以前にも何度か書いてきましたが,やっぱり好きではないなあ・・・
あるべき考え方ではないなあ・・・
と思います。
生徒と共に学ぶ,という教室を創ろう!
ファイト,自分!!